マレーシアとタイの国境の街、パダンベサールからハジャイへは、
1日2便のシャトルトレインがあります。
時刻は以下の通りです。(時刻は現地時間)
Padang Besar → Hat Yai
9:55 9:50
14:40 15:35
Hat Yai → Padang Besar
7:30 9:25
13:05 15:00
マレーシアとタイは時差が1時間ありますので、
所要時間は55分、料金は70バーツ (リンギットで払うと RM10.00)です。
さて、ホテルから駅まではタクシーで行こうと思ったのですが、
ホテルフロントに聞くと料金はRM35.00とのこと。
駅からホテルへはRM15.00だったので、ちょっとそれはないな、と思い、
タクシーが見つかったらタクシーで、そうでなければ歩こうと思いました。
実は、歩く目的の一つは、旧アロースター駅の駅舎を見るということもありました。
マレー鉄道電化で便利にはなりましたが、駅舎の風情はなくなりました。
こちらの旧駅舎はなかなか風情があっていい雰囲気です。
(アロースター旧駅舎) |
(サインは当時のまま残っているようです) |
まずアロースターからパダンベサールへの列車に乗るわけですが、
ここでもちょっとした問題(というほどでもないですが)があります。
Alor Setar ⇔ Padang besar 間は、ほぼ1時間に1本程度の電車があります。
一番乗り継ぎが良い列車は、アロースターを8時33分に乗って、
パダンベサールへ9時16分に到着する列車で、9時55分発ハジャイ行に間に合います。
ただし、駅員の女性の方曰く、「時間があまりないので、1本前に乗るべき」
とのことでした。
そんなわけで、私は7時33分発8時16分着の列車に致しました。
結論から言えば、1本後の列車でも十分間に合いましたが、
何らかの理由で遅延した場合、ハジャイ行の列車は1日2本なので、
非常にまずいことになります。
まあ、安全策を取った方がいいかな?とは思いました。
(ALOR STAR駅時刻表) |
こちらのパダンベサール行はバタワース始発の列車です。
通勤列車という雰囲気の列車で、ALOR STARに到着した列車は
かなり混雑していましたが、次のANAK BUKIT で多くの人が降りて、
ゆったりとした感じになりました。
(パダンベサール行列車) |
(車内の様子 - 通勤列車ですね) |
列車は順調に走り、パダンベサールへ到着です。
パダンベサールに到着しても、ハジャイ行の切符の販売は9時から、
イミグレーションも無人という状況です。
一旦、改札をでても、寺院があるだけの寂しい駅で散歩もできませんね。
(後から知りましたが、駅の反対側はそれなりに賑やからしいです。)
駅には簡易食堂がありますので、そちらで時間をつぶすという手もあります。
(見事なくらい何もないPadang Besar駅前) |
(パダンベサール駅の食堂兼売店) |
さて、9時になりましたので、タイ国鉄の事務所で切符を購入します。
料金は70バーツですが、リンギット払いはRM10.00と割高になります。
バーツのない方が、切符をリンギット払いで購入した上、
リンギットからタイバーツへの両替を駅員にお願いしていました。
レートが悪いうえ、ハジャイには両替商がいくらでもいますので、
これはあまり賢明なやり方ではないですね。
事前に少額でもバーツを調達していくのがお勧めです。
(Padang Besar駅のタイ側のホーム - マレーシア鉄道の列車を降りてそのまま直進) |
(こちらの駅長室みたいな部屋で切符を購入) |
切符を買って、次にマレーシアの出国手続きを致します。
係員がいませんね~。まあ、5分くらいできましたが。
続いてタイに入国手続きをとって列車に乗り込みます。
(マレーシア出国前には免税店もありますが、買う人いるのかな?) |
(タイ側入国審査) |
列車は2両編成で、マレーシアの車両から比べるとややシャビーですね。
と言っても、冷房はきちんと効いているし、
座席にも余裕があるので快適です。
(タイ国鉄のハジャイ行車両) |
(冷房はガンガンに効いています) |
列車はイミグレ待ちの人がいたらしく、若干の遅れで出発です。
出発後すぐに、タイ側のパダンベサール駅に到着、
その後は、1駅に停まるのみで、快適に走行し、
終点のハジャイへは10分遅れで到着です。
(タイのパダンベサール駅) |
(ハジャイ・ジャンクションに到着) |
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