2023年12月31日日曜日

椎名町から東長崎へ ② 金剛院

マンガ地蔵


椎名町北口を出るとすぐ目につくのが、
長崎不動尊となります。






長崎不動尊は1949年 (昭和24年)に、
金剛院の門前に不動明王を祀るべく建立されました。

こちらの右手奥にはその金剛院がございます。








金剛院は真言宗豊山派に所属する寺院です。
1522年 (大永2年) に聖弁和尚という真言宗の僧侶によって、
武蔵国豊嶋郡長崎村に開創されたのが始まりとなります。
当地へは、1715年 (正徳5年) に移られたとのこと。

ユニークなのは、境内にマンガ地蔵があることですね。






さすがにトキワ荘のあった街・椎名町を代表する寺院といったところですね。

2023年12月30日土曜日

椎名町から東長崎へ ① 目白天祖神社

長崎神社の境外末社


本日は、西武池袋線・椎名町駅から東長崎へ向けて、
神社巡りを中心に散策をしていきたいと思います。

椎名町駅周辺は、巨大ターミナル池袋駅の隣にしては、
随分とこじんまりとした印象です。







そんな椎名町駅南口から山手通りから徒歩5分程の場所にあるのが、
目白天祖神社となります。

目白天祖神社の創建ですが、境内にある記念碑によりますと、
約二百年前とのことです。
境内の手水鉢の刻字から文政11年 (1810年) 頃と推察されるからです。





戦争や道路拡張の影響により、1998年 (平成10年) 11月に当地に
新しい天祖神社が誕生したとあるので、
社殿は新しいものですが、境内には古いものが随所に見られます。

大通りに面しているにも関わらず、
風情を保っているという印象ですね。

2023年12月29日金曜日

コロワイド系列の「北海道」でスープカレーのランチ

本日は錦糸町駅前にある「北海道」でのランチのレポートとなります。






コロワイド系列ということもあり、
北海道は時々来るお店ではありますが、
ランチメニューが変わってからは初めてとなります。

今回は新しくなったメニューから「北海道スープカレー」
をオーダー致しました。
お値段は税込みで1,100円です。







まずはメインのスープカレーですが、
これはスパイスも効いていて、
なかなか本格的な味といったところです。

野菜もゴロゴロとたっぷり、
鶏肉は3つほど塊が入っていました。

ただ、コロッケは出来合いのもの感が強く、
また、ご飯はややべとついた感じなのが残念なポイントです。

全体的に割高感はあるとはいえ、
広々とした空間でランチが頂けるのはこの店のメリットですね。

2023年12月28日木曜日

神奈川駅から東神奈川駅へ ⑩ 二ッ谷稲荷大明神

JR東神奈川駅近く


東神奈川駅は何度も通過したことがありますが、
実際に駅に降り立つのは初めてです。

JRと京急はデッキでつながっているので、
思ったよりも便利ですね。







さて、最後の目的地である二ッ谷稲荷大明神ですが、
東神奈川熊野神社からは京急とJRの線路の反対側に位置します。





二ッ谷稲荷大明神の詳細なご由緒等は不明です。

小さい神社ながらも、立派な覆堂であるとか、
ユニークな賽銭箱など特徴のある神社です。





東神奈川駅周辺もマンションが増えており、
極々普通の町という雰囲気ではあるものの、
ちょっと面白い建物もあったりして興味深いものがあります。

これにて、神奈川駅から東神奈川駅への散策は終了ですが、
次回は、東神奈川駅から子安駅方面への散策をしたいと思います。

2023年12月27日水曜日

神奈川駅から東神奈川駅へ ⑨ 東神奈川熊野神社

寛治元年の創建


和田森稲荷神社から東神奈川熊野神社へと向かいます。
ここまで来ると東神奈川駅はすぐ近くです。





東神奈川熊野神社は寛治元年(1087年)に醍醐寺座主の勝覚が熊野権現を分祀、
権現山 (幸ヶ谷山上)に創建したものと伝えられています。

旧社格は郷社というだけあり、随分と立派な神社です。

特に、嘉永年間に鶴見の石工・飯島吉六により作られた狛犬は迫力があります。




社殿も立派なものですが、境内社なども味があって、
都市部にある神社とは思えない風情を感じさせます。












東神奈川駅から徒歩4分くらいの立地ですが、
この辺は静かな住宅街という感じで、
未だ古い建物も残っているという感じのエリアです。

本来は子安方面へ歩を進める予定ですが、
思ったより疲れたので、東神奈川駅へ行先を変更することにしました。

2023年12月26日火曜日

神奈川駅から東神奈川駅へ ⑧ 和田森稲荷神社

寄贈された土地に鎮座


神奈川の大井戸と大蔵神社を後にしまして、
次の目的地である和田森稲荷神社へと向かいます。





こちらも住宅街の中の神社ですが、
比較的大きな神社で、鮮やかな朱色が印象的です。

ご由緒等はわかりませんでしたが、
2名の方が土地を寄贈されて、
こちらの神社と町内会館を建てたとのことです。









横浜市内の土地を寄贈というのはちょっとすごい話ですが、
神社や公園はこういう篤志家の方に支えられているケースは多いという印象です。

2023年12月25日月曜日

神奈川駅から東神奈川駅へ ⑦ 神奈川の大井戸 & 大蔵稲荷

東海道中の名井戸


横浜中央卸売市場エリアを後にして、
次なる目的地は「神奈川の大井戸」となります。






横浜市内の観光スポットには史跡をコンパクトに説明するボードが多く、
ぶらりと街歩きを楽しむ人にとってはありがたい限りです。

こちらの井戸についても、
一見普通の井戸に見えますが、
江戸時代には東海道中の名井戸に数えられた由緒あるものとのこと。

”開港後には宗興寺に滞在したアメリカ人宣教医シモンズや
へボンもこの井戸水を使用している。”
と言われると、何か凄いもののように見えてしまいます。

さて、こちらの大井戸の斜め奥には、
大蔵稲荷という小さな神社がございます。








大蔵神社のご由緒ですが、
社殿背面に刻まれたご由緒書きによれば、
文応年間(1260年~1261年)に妙湖尼が
滝の側に祀っていた稲荷にまで歴史が遡るとのこと。

当地へは戦後の区画整理で再建されたそうで、
朱色の鮮やかさは当地での独特の雰囲気を醸し出している感じですね。