2022年2月28日月曜日

厩橋地蔵尊

隅田川沿いに佇む地蔵尊


駒形諏訪神社から厩橋方面へと向かいます。

厩橋は隅田川にかかる橋で、
春日通り(東京都道453号本郷亀戸線)の一部です。





現在の厩橋は関東大震災の復興で1929年(昭和4年)に架けられたものですが、
美しい三連アーチ橋はそれ自体に見ごたえがあります。

そんな厩橋の墨田区本所側の袂にあるのが、
こちらの厩橋地蔵尊となります。






厩橋地蔵尊は元々は高速道路工事の際に掘り出されたものだそうですが、
古いお地蔵様2体に加えて、
東京大空襲の犠牲者の慰霊に一体新たにお地蔵様を祀ったので、
合計3体のお地蔵様がいらっしゃいます。

車で通ることの多い橋かと思いますが、
歩いて渡る機会があれば、
こちらのお地蔵様にお参りしてみたはいかがでしょうか?

2022年2月27日日曜日

駒形諏訪神社 (台東区)

 株式会社バンダイ本社のお隣り


浅草方面へ所要がありました帰りに寄らせて頂いたのが、
駒形諏訪神社となります。

株式会社バンダイの派手なビルの横に位置する神社です。





一方の駒形諏訪神社は昔ながらの雰囲気を持つ神社です。
昔と言っても雰囲気は昭和の香りが漂いますが、
その歴史は古く、後冷泉天皇の御代(1045年 ~ 1068年)、
もしくは承久の乱 (1221年) の後と伝えられており、
いずれにしてもかなりの歴史があることがうかがえます。








駒形諏訪神社自体は大変落ち着いた雰囲気の神社ですが、
前を通る江戸通りが交通量が多いものですから、
少々落ち着かない感はあるかもしれませんね。

帰りには右奥にある祠にも参拝させて頂きます。





この後は厩橋方面へ向かいます。

2022年2月25日金曜日

北の味紀行と地酒 北海道 新宿東口店 ~ 北の漁師の海鮮丼 ~

今回は「北海道 新宿東口店」でのランチです。

場所は伊勢丹の真横と言った感じの場所で、
新宿三丁目の駅からすぐです。





今回は前から気になっていた、
メニューの中では最も高額な
「北の漁師の海鮮丼」
をオーダーすることにしました。





さて、こちらが北の漁師の海鮮丼となります。








海鮮丼は「北の漁師」を名乗るだけあって、
豪快な雰囲気を漂わせています。
具材はボリューム感もあってなかなか良かったです。

半分くらい食べ勧めたところで、
昆布出汁を入れて味変します。
これがなかなか食べやすくなり、
やや単調な味の海鮮丼がグッと新鮮な味わいになります。

総じて、なかなか満足の行くランチと言ったところですが、
1,290円という価格設定はやや高めかな?とは思いました。

北の味紀行と地酒 北海道 新宿東口店居酒屋 / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅
昼総合点★★★☆☆ 3.1

2022年2月24日木曜日

富賀岡八幡神社 (南砂1丁目)

南砂一・二丁目町会会館隣接


江東区南砂7丁目にある「富賀岡八幡宮」は元八幡として有名ですが、
こちらは南砂1丁目にある「富賀岡八幡神社」です。







富賀岡八幡神社のご由緒等につきましては境内に記載はありませんでした。
家に帰りネットでも情報を調べましたが、
見事なくらいに出てきませんね~。

「富賀岡八幡神社」と記載してきましたが、
これはGoogle先生の表記に従ったまでで、
扁額には「富賀岡八幡宮」とあります。






ご由緒についてはミステリアスなままですが、
南砂一・二丁目町会会館に隣接した地元密着型の神社という印象ですね。

2022年2月16日水曜日

焼肉 黒テツ @ 聖蹟桜ヶ丘 ~ ハラミのランチを頂く ~

本日は聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩すぐの「焼肉 黒テツ」でのランチです。
ランチは豚カルビ定食の500円が最安値、
牛タン定食の1,100円が最高値とラインナップも豊富です。









今回は「牛ハラミ定食」950円をオーダー致しました。

さて、こちらが牛ハラミ定食となります。







メインの牛ハラミは柔らかめのお肉で、
弾力もあってなかなかの美味でした。

サラダの味付けはさっぱりとしていて、
これも良いアクセントになるという感じです。

格安の食べ放題もあるお店なので、
ガツンと食べたい時には良いお店という印象ですね。

焼肉 黒テツ焼肉 / 聖蹟桜ケ丘駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

2022年2月15日火曜日

本蓮沼周辺散策 ③ 志村一里塚 & 齋藤商店

志村坂上駅周辺


末広稲荷大明神を後にして志村坂上駅へと向かいます。
時間があれば赤羽方面へと散策したいのですが、
それはまた次の機会ということで...

板橋区から北区へ入りましたが、
再び板橋区へ戻ることになります。

その志村坂上駅ですが、付近には2つの歴史的観光スポットがあります。

最初は「齋藤商店」です。






齋藤商店は1889年 (明治22年)に当地で原木商として創業した老舗です。
この建物は、1933年 (昭和8年) の中山道拡張工事に伴い新築されたものとのことで、
区の有形文化財に指定されています。

なかなか渋い建物ですね。

こちらの齋藤商店のすぐ近くにあるのが「志村一里塚」となります。

一里塚はと言えば、1604年 (慶長9年) に、
徳川家康が全国の街道整備のために築かせたもので、
その名の通り、街道沿いにの1里 (約4km) 毎に配置されていたものです。

教科書では習うものなので存在は知ってはいますが、
実物を見るのはなかなか貴重な機会かと思います。

しかも、一対で残っているというのも素晴らしい!







これにて今回のショートトリップは終了、
都営三田線に乗って帰宅致します。

短時間ですが、なかなか中身の濃い散策でした。

2022年2月13日日曜日

本蓮沼周辺散策 ② 末広稲荷大明神

旧陸軍火薬庫の火災避け


蓮沼氷川神社を後にして向かうのは「末広稲荷大明神」です。
地元のローカルな商店街を抜けて都営住宅が立ち並ぶエリアへ。
ちなみに、こちらの協栄通り睦会ですが、
左手が板橋区、右手が北区となっていて、
こういうのはちょっと珍しいのかな?と思いました。







都営桐ヶ丘一丁目アパートの一画に位置し、
鮮やかな朱色で異彩を放つのが末広稲荷大明神です。









末廣稲荷大明神のご由緒については、
境内に石碑がございますので引用致します。

京都の伏見稲荷大明神を本山に戴くこの稲荷は、明治の初めから昭和二十年の終戦まで旧陸軍が所有しておりました。
 明治五年、赤羽郷に兵器支廠赤羽火薬庫が完成し、火薬庫の災難除けに稲荷神社を祀り、毎年初丑の日にお祓いをうけ無事を祈願していました。昭和二十年に終戦を迎え、火薬庫跡地は、海外引揚者や戦争被災者の住居用として転用され、稲荷神社も群所有から桐ヶ丘氏子会と移転されました。その後の団地計画に伴い神社敷地が狭められたため、現在地に移転されました。依頼近辺の守護神として鎮座しています。 "

以前参拝させて頂いた四本木稲荷神社も、
かつては十条自衛隊駐屯地東側の稲荷公園内にあったもので、
軍にゆかりの神社が北区には多いという印象です。

住宅街にある神社なので一見落ち着いた雰囲気ですが、
目の前の通りは交通量も比較的多く、
さすが都内といったところですね。

2022年2月11日金曜日

本蓮沼周辺散策 ① 蓮沼氷川神社

十度の宮


本日は都営三田線・本蓮沼駅へとやって参りました。
小一時間程の時間ができましたので、
周辺の神社巡りをしてみたいと思います。





最初に向かったのは「蓮沼氷川神社」です。
本蓮沼駅からは300m弱程と近い距離にあります。






蓮沼氷川神社のご由緒については、
詳しい板橋区教育委員会掲示がありますので引用致します。

" 当社は古来蓮沼村の鎮守で、御祭神は須佐之男命と奇稲田姫命です。慶長年間(1596-1615)に現さいたま市の氷川神社から、蓮沼村字前沼(現在の浮間舟渡駅の西側一帯)に勧請されたのが創建と伝えられています。 
 蓮沼村は、享保年間(1716-1736)に荒川氾濫の被害を受け、高台にある現在地に移動しました。その時に、当社も新井三郎衛門が村人とともに、前沼から現在地に移転したといいます。また、当社の別当寺であった南蔵院も、同様に移転したと伝えられています。 
 明治7年には村社に指定されました。 
 彼岸前の日曜日に行われる秋祭の際には、湯花神楽が奉納されています。"

今では落ち着いた雰囲気ながらも、
洪水のたびにあちこちに移転されたので、
「十度の宮」と呼ばれていたこともあるとのことです。

昔はこのエリアも水との付き合いが大変だったという事ですね。

最後に境内社にも参拝させて頂きます。







稲荷神社は朱色も鮮やかでなかなかの存在感がありますね。

2022年2月10日木曜日

聖蹟桜ヶ丘周辺散歩 ② 小野神社

武蔵国一之宮 小野神社


関戸九頭龍神社に続いて、小野神社へと向かいます。
京王線聖蹟桜ヶ丘駅を越えて反対方面へと歩きます。

小野神社の所在は”多摩市一ノ宮”ですが、
これはもちろん武蔵国一ノ宮である小野神社に由来します。

小野神社に向かう途中にはこのことを示したプレートに加え、
「一ノ宮の渡し」を記念したモニュメントがあります。

こちらは、昔の多摩川の渡し場があった場所だそうです。







こちらのモニュメント付近から遊歩道のような道を歩くことしばし、
小野神社へと到着致します。

小野神社の詳しい創建年代は不明とのことですが、
772年 (宝亀3年) に作成された太政官符に既にその名が記されており、
武蔵国総社の大國魂神社(六所宮)には「一宮」とされています。

その歴史は「隋神門」の見事さにまずは実感という感じです。








「隋神門」のお隣の「南門」も立派なもので必見です。







小野神社の拝殿は見事な朱色で、
重厚な門とのコントラストも見事といったところです。

厳粛な気持ちで参拝させて頂きました。







最後に境内社にも参拝させて頂きました。






落ち着いた空間の中にも荘厳さを感じさせる、
素晴らしい神社というのが印象です。