2020年4月27日月曜日

サムットプラーカーン散歩 ④ プラ・サムットチェディ

サムットプラーカーン県の散策の最後はプラ・サムットチェディ です。

旅の最後にプラ・サムットチェディ 


バンコク方面からパクナムへ、パクナムから渡し船でサムットチェディ船着場へ。
プラ・サムットチェディまではここから400m程度の距離となります。

サムットプラーカーン県の旅のルートで、
ここからスタートするという考えもありますが、
個人的には最後が良いかと思います。
理由は以下の2点です。

① プラジュンジョムクラオ要塞やワット・サーカラー行きのソンテウは、
それ程本数が豊富ではないので、
まずはこちらを先に行っておいた方が良い事。

② プラジュンジョムクラオ要塞やワット・サーカラーから、
サムットチェディ船着場へ戻るソンテウは、
プラ・サムットチェディの真前を通ります。
途中下車だと少しだけ楽です。

プラ・サムットチェディ へ


サムットプラーカーン県のシンボルとも言えるプラ・サムットチェディ。
県章のデザインにもなっているので、地元ではお馴染みという感じ。


こちらでは「水中の仏塔」と称される白亜の仏塔が聳え立ちます。

仏塔は有名ですが、境内は至って静かな雰囲気ですね。
数組の地元の方の姿を見るのみでした。



知名度とのギャップも何となく面白いですが、
やはり近くでみる仏塔は迫力があります。

渡し船でパクナムへ


一通り観光を終えてパクナムへ戻ります。
渡し船は本数が多いのでそれ程待ちません。
夕方になったので、パクナム方面へ帰宅する人が多いですね。

船は中州をぐるりと反対方向へと進みます。
景色的にも面白いかと思います。


バンコク都内からほんの少しなのに雰囲気は結構変わりますね。
なかなか楽しめたショートトリップでした。


2020年4月24日金曜日

サムットプラーカーン散歩 ③ ワット・サーカラー

プラジュンジョムクラオ要塞でメークロン号を見た後は、
ワット・サーカラー へ行って参りました。

斜塔とユニークな仏像で知られる寺院です。

バンコクからワット・サーカラー への行き方


バンコクからワット・サーカラーへ行くには、
サムットチェディ船着場からソンテウが一般的です。

私が辿ったルートですが、

・オンヌット → パクナム (BTS) → サムットプラカーン港 (徒歩)
   → サムットチェディ船着場 (渡し船) というルートです。

サムットチェディ船着場からワット・サーカラーへのソンテウは、
プラジュンジョムクラオ要塞行きのソンテウと同じ場所から出発です。

ワット・サーカラーへのソンテウは1290番となります。
料金は8バーツです。

また、ロットゥーもありこちらは15バーツ。
ただ、私が行った時は車両に誰もいませんでしたが...

ソンテウの運行頻度はよく分かりませんでしたが、
プラジュンジョムクラオ要塞行きの1時間に1本より多いらしいです。

私は運よく、ソンテウに乗ってからすぐ出発し、
長閑な田園地帯を通り、30分程で終点のワット・サーカラーへ到着です。


ワット・サーカラーへ


ソンテウの終点はセブンイレブンや商店があります。

ここから200mほど歩くとワット・サーカラーへと到着です。

途中、名物のエビを販売する店などもあり、
ローカル色が漂います。

さて、寺院に到着すると、インパクト大の仏像がお出迎えです。
右手に金の袋、左手に銀の袋を手にした巨大立像...

こちらは、釈迦の十大弟子のお一人・プラサンカッチャーイ、
摩訶迦旃延とのことです。

仏像の右手には傾いた仏塔があります。

地盤沈下で傾いたものらしいですが、
そのままにしておくのが流石タイ。

その後は、寺院の方へもいかせて頂きました。


まずユニークなのは子供向けとも思えるオブジェが多数あることでしょうか?
そのせいか、家族連れが多かったですね。

本堂下にあるガネーシャ博物館のようなスペースがございます。
展示の細かい意味はわかりませんが、
なかなか見応えのあるエリアかと思います。





観光客っぽい人は皆無のまさに庶民的な雰囲気が漂っていましたね。
なかなかのんびりとした良い寺院かと思います。

まとめ


インパクト大の仏像、傾いた仏塔...
それに加えて、のんびりとした雰囲気が魅力的な寺院ではありますが、
それ以上でもそれ以下でもない感じです。

交通の便が良いとも言えないので、誰にでもお勧めはできませんが、
プラジュンジョムクラオ要塞でメークロン号を見るのとセットがお勧めです。
バンコク郊外 One Day Tripだと丁度良いかな?

2020年4月23日木曜日

サムットプラーカーン散歩 ② プラジュンジョムクラオ要塞 へメークロン号を訪ねて

さて、ここからは今回の旅行のメインである「メークロン号」を見に行きます。
メークロン号はプラジュンジョムクラオ要塞 に展示されています。

バンコクからプラジュンジョムクラオ要塞 への行き方


バンコクからプラジュンジョムクラオ要塞へ行くには、
サムットチェディ船着場からソンテウが一番簡単かと思います。

私はBTSパクナム駅から徒歩でサムットプラカーン港へ、
そこからサムットチェディ船着場まで船で渡りました。

船着場の前はちょっとした商店街のようになっていますが、
この商店街の左手にソンテウ乗り場があります。

ここからプラジュンジョムクラオ要塞まで直通のソンテウがあります。
ただし、事前情報では1時間に1本程度しか便がないらしい...
多少待つことを覚悟しましたが15分程度の待ち時間でした。

プラジュンジョムクラオ要塞まで行くソンテウは大型のブルー。
車体に1267番と書かれていましたので、
これがプラジュンジョムクラオ要塞行きかと思います。

一応、実際に乗る前には運転手か乗客に、
「プラジュンジョムクラオ要塞行きはどれか?」
と確認した方が良いかと思います。

ソンテウは20分程度でプラジュンジョムクラオ要塞に到着、
料金は8バーツです。

※ サムットチェディ船着場にはタクシーがそれなりの台数停まっていましたので、
ここからタクシーをチャーターするという手もあり。
ただし、プラジュンジョムクラオ要塞にはタクシーはありませんでした。

メークロン号へ


メークロン号は日本の浦賀造船所にて1937年竣工したものです。
排水量は1,400㌧、全長85m、幅10m、収容人数52人と軍艦としては小さ目ですが、
やはり本物の軍艦ですから迫力が違います。
また、1995年までは現役だったとのことで、保存状態も極めて良いです。


さて、こちらがメークロン号の入口です。
軍の設備ですので、敬礼してから入場致します。

まずは艦首から主砲を見てみます。
現役さながらの迫力がありますね。


続いて操舵室へ。
もちろんこちらも入れますし、
当時使っていたと思われる計器類も見ることができます。



個人的に印象的だったのだったのが、
乗組員の寝室と会議室ですね。





会議室からは当時の緊張が伝わってくる気がしますし、
乗務員の寝室は生活感が伝わってくるのと、
やはり軍役につかれている方は大変だというのが伝わります。

この並びには調理室や洗濯室などもあります。




中には「東京亀戸」と書かれた大きな釜が!
この辺が日本っぽさを最も感じる部分かも。

その他、かなりの部分が見学可能なうえ、
「触っちゃダメ!」とかいうのもあまりないので、
じっくり見学するとつい時間が経ってしまいますね。




帰りのソンテウも無事キャッチ!


メークロン号のある一帯は公園のようになっており、
ラーマ5世の記念碑や海軍食堂もあります。

本来は食堂でのんびりとランチでもと思いましたが、
ソンテウが1時間に1本らしいので、
1時間後くらいにはソンテウが来てもいいようにスタンバイしていました。

結局、11時40分に到着して、12時55分くらいに無事にソンテウをキャッチ!
再び、サムットチェディ船着場に到着です。

バンコク日帰りツアーには最適


バンコク中心部からうまくいけば1時間ちょっとで行ける距離にありながら、
日本製の軍艦がここまで綺麗に保存されているのは感動ものです。
入場無料というのもありがたいですね。

軍艦を見れる機会というのもそうそうないことですから、
非情に貴重な経験をさせて頂いたという感じです。

2020年4月22日水曜日

サムットプラーカーン散歩 ① BTS パクナム駅周辺

バンコクのお隣り、サムットプラーカーン県に行ってきました。

ルートは、

・BTS - Pak Nam駅周辺散策
・サムットプラカーン港 → サムットチェディ船着場 (渡し船)
・プラジュンジョムクラオ要塞 (メークロン号)
・ワット・サーカラー
・プラ・サムットチェディ

といった感じになります。

バンコク近郊のショートトリップとしては手軽な割に、
ローカル感も味わえてなかなか面白かったです。

BTS Pak Nam駅へ


宿泊先のホテル近くの On Nut からBTSへ乗ってパクナムへと向かいます。
On Nut から Samrong までは一律15バーツ区間、
Samrongから先は無料区間であるため、
Pak Namまでは10駅あるのに、たったの15バーツで行けます。

ちなみに、On Nut から反対方向お隣りの Phra Khanong へ行くだけで16バーツ。
何だかしっくりしませんが、とりあえずこれがパクナム駅です。


新しい駅なので、多目的トイレが駅に設置してあるのが良いです。
もっとも、1つしかない上に、鍵が壊れていましたが...

こちらの駅はBTS路線としては珍しく、
チャオプラヤー川沿いにあります。

ちょっと寄り道して川辺まで行ってみました。

チャオプラヤー川は思ったより川幅が広く、
清々しい風が吹いているという感じです。

対岸のプラ・サムットチェディも良く見えますし、
内陸部を振り返るとパクナム・タワーも映えます。


なかなか良い感じですね。

パクナム市場へ


再び大通りに戻ってパクナム市場を目指します。
パクナム市場に行く前に見たいモニュメントがあります。

それがこちらの旧パクナム駅のモニュメントです。

BTSのパクナム駅が開業したのは2018年12月ですが、
それより遥か昔に、パクナムへは鉄道が通じていました。

1893年にPaknam Railwayがタイ最初の鉄道として、
Hua LamphongからPak Namまでの21.3Kmを結んでいたのです。
1959年には廃止になったこの路線、
今では駅があった面影は皆無ですが、
それを記念するモニュメントのみが残ります。

この付近がパクナムの繁華街となっているようですが、
かなりごちゃごちゃとカオスな雰囲気。

特にインフィニット モールがローカル色があって良いです。
バンコクの中心部のデパートは東京なんかとあまり変わらなくて、
あまり面白みはありませんからね。


渡し船で対岸へ


さて、パクナム市場内の船着場から対岸へと向かうことに致します。
船着場は市場内の川沿いにあります。
料金は5.5バーツ、船は頻繁に往復しており、あまり待ちません。


船はプラ・サムットチェディ方面へ向かい、
ぐるっと回るようにしてサムットチェディ船着場へ!
15分程度の船旅ですが、なかなか楽しめますね!


ここからソンテウでプラジュンジョムクラオ要塞を目指します。