2018年4月27日金曜日

駒込駅周辺散歩 ④ 染井稲荷神社へ

妙義神社を後にして「染井稲荷神社」を目指します。
途中、下町らしい雰囲気の路地を歩きますが、
古い建物と比較的低層のマンションの入り混じった空間ですね。

(このような細い路地を通って向かいます)




















染井稲荷神社近くを通る染井通り一帯は植木屋密集地域でした。
今や最も有名な桜「ソメイヨシノ」もこの地から広まったものです。

そんな旧染井村のオアシス的存在が「染井よしの桜の里公園」です。
元々は日本興業銀行の社宅跡地だった場所を公園に改良したもので、
なかなかの広さを誇りますね。

(子供たちで賑やかな染井よしの桜の里公園)



















そんな染井よしの桜の里公園のすぐ近くにあるのが
今回の目的地である染井稲荷神社となります。

(染井稲荷神社)



















染井稲荷神社の由来については、境内に簡単な説明がございます。
300年前に建てられて、関東大震災や戦災でも燃えなかったということで、
火防の神として崇敬されているとのことですね。

(染井稲荷神社の由来)




















参道をはじめは境内は清潔に維持されており、
近くの公園の喧騒とは無縁といった雰囲気です。
村の神社という雰囲気がぴったりの神社ですね。

(手水舎)

(拝殿)





































右手は境内社の稲荷社もございます。

(境内社・稲荷社)




















お隣には旧・別当寺でもある藤林山西福寺がございますので、
そちらにも伺わせて頂きます。

駒込駅周辺散歩 ③ 戦勝の宮・妙義神社へ

続いて妙義神社へ向かいます。
太田道灌が三度の合戦前に祈願をし連勝を収めたことから
「戦勝の宮」と称されたことでも有名で、
豊島区内最古の神社であることもあり、
豊島区屈指のパワースポットとしても人気があります。

(妙義神社 - 鳥居)

(手水舎)

(拝殿)

(太田道灌公戦捷祈願之旧趾)








































































妙義神社の創建は651年まで遡ります。
妙義神社のHPによる御由緒は以下の通りです。

" 日本古代史における伝承上の英雄 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、
当時東国にいた民族である蝦夷を討つために東征した際、
この妙義神社がある場所に陣営を構えたと伝えられています。

日本武尊が東征した後、この地に社が建てられ、
日本武尊が白鳥に生まれ変わり飛び立ったという伝説から、
651年(白雉2年)5月12日、白鳥社と号しました。" 

妙義神社はコンパクトに纏まっているという感じの神社です。
現在の社殿は昭和40年に建てられたとのことですが、
老朽化により立て直す計画があるとのことです。

境内には、1642年 (寛永19年) 11月造立の庚申塔 (豊島区有形文化財)や
太田道灌を祀る末社・道灌霊社があります。

(道灌霊社・庚申塔)




















お隣が豊島区立・妙義児童遊園となっており、
こちらはものすごく広々としたスペースになっています。
隅っこには猫が気持ちよさそうに眠っています。

(妙に広い豊島区立・妙義児童遊園)

(気持ちよさそうに眠る猫)




































駒込駅近くですがこの辺りは至って静かですね。
都心にありながら時間がゆっくり流れているのを感じます。

2018年4月20日金曜日

駒込駅周辺散歩 ② 駒込妙義坂子育地蔵尊へ

大国神社を後にして、妙義神社を目指します。
妙義神社にその名を由来する妙義坂を下っていくと、
立派な地蔵堂が目に入りました。

(駒込妙義坂子育地蔵尊)




















こちらが「駒込妙義坂子育地蔵尊」です。
詳細な説明板がありますので歴史を確認致しますと、

1668年 (寛文8年) に駒込の今井家が子孫繁栄を祈願して地蔵尊とお堂を建立、
以来地元有志によって毎月念仏供養が営まれたとのこと。

現在は城官寺(北区上中里)の境外地蔵尊として祀られているとのことですが、
戦前は70坪ほどの境内に多くの供養石像が並列し賑わったらしいですね。

(駒込妙義坂子育地蔵尊 - 説明)



















真中のお地蔵さまと右側の如意輪観音さまに加えて、
左側にある供養碑が気になりました。

(右から如意輪観音さま, お地蔵さま, 供養碑)

(供養碑)





































こちらのおかっぱ頭にセーラー服の童女2人が並んだ供養碑ですが、
1933年 (昭和8年) にこの近くで交通事故にあって亡くなった
11歳の仲良しの少女を供養するために建てられたものだそうです。

こうして見てみてるともの悲しさを感じますが、
これからも地域の安全を見守り続けてくれることでしょう。

道行く人も手をあわせる方が多く、
地元に溶け込んでいる地蔵尊であることがわかりますね。

2018年4月19日木曜日

駒込駅周辺散歩 ① 大國神社へ

本日は駒込駅周辺を散策致します。
駒込駅はJR山手線と東京メトロ南北線が乗り入れる交通の要所ですが、
駅前には庶民的な商店街が残る昔ながらの街といった雰囲気です。

(JR駒込駅)



















そんなJR駒込駅西口の真前、もしくは東京メトロ南北線5番出口から
すぐの場所にあるのが「大國神社(だいこくじんじゃ)」となります。

(大國神社)

大國神社の創建は18世紀に遡ります。
境内の御由緒によれば

" 天明3年(1783)に、当大島家の先祖が、現在の地におまつりしたもので、
明治12年(1879)、当時の大総代 細川潤次郎男爵の協力を得て
神社としての形を整え、現在に至っています。" 

となっています。

このことからも、こちらが氏神神社ではなく崇敬神社であることがわかります。
とは言いながらも、当地での長い歴史に加え立地の良さもあり、
参拝客の多い神社のようですね。

(手水舎)

(狛犬)

説明を追加






















































境内は広くはありませんが、コンパクトに纏まりスタイリッシュな雰囲気です。
そんな中目を惹くのがキノエネ醬油の古い街燈です。
「献燈」の文字が見られますので、キノエネ醬油から甲子祭にあわせて
献燈されたものでしょうか?
レトロな雰囲気を感じさせますね。

(キノエネ醬油の古い街燈)

(レトロ感がありますね)





































さて、大國神社を後にして、駒込の街を散策してみたいと思います。

2018年4月17日火曜日

春鮨 ~ 王子駅近くでお寿司のランチ ~

本日は京浜東北線JR王子駅近辺でのランチレポートです。
王子駅北口から徒歩3分程度の場所にある「春鮨」さんへお邪魔しました。

外観は街でちょっとごちそうを食べに行くところ、
と言うような懐かしい雰囲気ですね。

(春鮨 - 外観)



















店内に入ると午後1時くらいでしたが、先客は3組程いらっしゃいました。
華美さはありませんが、清潔な雰囲気の店内です。

(春鮨 - 店内)



















ランチタイムはリーズナブルな値段設定ですね。
今回は一番上にあるメニューでもある「にぎりずし」(750円)
をオーダー致します。

(ランチメニュー)

(献立表)




































10分程待ってにぎりずしの到着です。
にぎり6かん+巻物という構成は量的には控えめですが、
ネタはしっかりとした味です。
特に海老は食べ応えがありましたね。
かんぴょう巻も懐かしい味です。

(にぎりずし)

(なかなか本格的です)


お味噌汁もあっさり目で美味しくて早々と飲み終わったら、
「お替り要りますか?」
と声を掛けて頂き、もう一杯頂きました。
こういった心配りは嬉しいですね。

750円というお値段から実はあまり期待しなかったのですが、
いい意味で裏切られたという感じで、
なかなか本格的なお寿司を頂くことができました。

繁華街から少々離れている立地もあり、
穴場的なお店かもしれませんね。

こちらは1.5人前 (1,000円)もありますので、
次回はこちらにチャレンジしようかな?
なんてことを思いました。

春鮨寿司 / 王子駅前駅王子駅飛鳥山駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

二子玉川周辺散策 ⑦ さくら庵 (上野毛駅前) へ

上野毛駅周辺でランチのお店を探しますが、
時間は午後2時近くということで選択肢が限られますね。

そんな中、街のお蕎麦さんという雰囲気の「さくら庵」は、
営業時間が午前11時~午後8時ということでゆっくりできそうなので、
こちらにお邪魔することに致します。

(さくら庵@上野毛駅前)


1階はちょっと狭めの印象ですが、
2階に上がるとそれなりの広さがありますね。

(2階は広々した感じ)



















メニューはセットメニューも含めてかなり豊富。
普通の定食やラーメンなんかもありますね。

今回は「天せいろ」(1,000円)をオーダー致します。
10分程で料理が到着致します。

(天せいろ)

(天ぷらは4品)





































天ぷらは海老をメインにかぼちゃ、茄子、レンコンと4品。
お蕎麦の量は普通ですかね。

味の方ですが、お蕎麦はごく普通のオーソドックスな感じです。
個人的にはもう少しコシが欲しいところですかね?
しかし、天ぷらとの相性は悪くありません。

お値段的にも超本格的というお蕎麦さんではありませんが、
普段のランチには良いかな?と思いました。

さくら庵そば(蕎麦) / 上野毛駅等々力駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

二子玉川周辺散策 ⑥ 上野毛稲荷神社へ

二子玉川駅周辺でランチをと思いましたが、
妙にお洒落な店しかないので上野毛駅まで歩くことに致します。

二子玉川駅周辺はお洒落な町という印象ですが、
上野毛方面までくるとちょっと様子が変わりますね。
上野毛自然公園なんかもあって、ちょっと郊外という雰囲気です。


(上野毛駅方面への坂道)

(上野毛自然公園)

そんな上野毛自然公園の向かい側の坂の途中にあるのが
今回の最終目的地である「上野毛稲荷神社」です。

(上野毛稲荷神社)



















上野毛稲荷神社の詳細な創建年代は不明とのことですが、
上野毛村の鎮守だったということで、
それなりの歴史がある神社であるようです。

(拝殿)

(扁額)

(境内社 - 北野神社)

(境内の様子)













(神楽殿)













































































稲荷神社とのことではありますが、所謂稲荷神社の雰囲気とは異なり、
境内は殺風景ですね。
田舎によくある神社という感じです。

付近には等々力渓谷もある立地ですから、
世田谷もこのあたりはちょっと長閑な印象があります。
こういう空間は悪くないですね。