2022年3月31日木曜日

蕎麦処 いなたや アトレ亀戸店 ~ かつ丼セットの満足度は高い ~

本日はJR亀戸駅直結・アトレ亀戸6階の飲食店街にある、
「蕎麦処 いなたや アトレ亀戸店」でのランチです。

一人でも入りやすい雰囲気のお店で、
カウンター席もあり、タッチパネルでの注文など、
今のご時世にマッチしています。






この日は「三元豚かつ丼 セット 1,180円」をオーダー致しました。









かつ丼は一見小ぶりなのかな?と思いましたが、
なかなか肉厚のかつの存在感がありました。

いわゆるお蕎麦屋さんのかつ丼と言った感じで、
バランスの取れた味です。

お蕎麦の方も、コシがあって本格感のあるものでした。
かつ丼との相性も抜群と言えます。

清潔感のある店内ともあいまって、
なかなか満足の行くランチとなりました。

蕎麦処 いなたや アトレ亀戸店そば(蕎麦) / 亀戸駅亀戸水神駅西大島駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

2022年3月27日日曜日

越中島駅周辺散歩 ⑥ 二社神社

佃島住吉神社から分祀


牡丹住吉神社から今回の最終目的地である二社神社へと向かいます。

Google Mapなしではなかなか辿り着くのが難しい、
ごく普通の民家に挟まれるような場所に位置する神社です。





「二社神社」というのはそのものずばり、
二社を一緒に祀ったことによります。

その点については、境内にご由緒を書いたものがありますので、
引用させて頂きます。

" 元禄時代、豊倉屋の主人 屋代弘賢と町方有志が 時の奉行深津正隆 に願い出て
元禄十年(1697年)5月25日に「玉智稲荷大明神」を祀りました。
 その後 寛政三年(1791年)9月4日 前夜来の暴風雨に続き津波が襲い
古石場でも多くの方々が亡くなられました。
 この時 二代目屋代弘賢は難を逃れようと 
玉智稲荷大明神の境内の銀杏の木によじ登ったところ 
白蛇が現れ 屋代弘賢の手首と銀杏の木の枝とを一緒に巻き絡まったので
弘賢は助けられました。
 そこで 屋代弘賢は白蛇を亡くなられた多くの町の人々の魂であると思い
白龍大明神として祀ることにし
「玉智稲荷大明神」と「白龍大明神」とを一緒にして
「二社大明神」として祀り上げたと伝えられています。
 現在の「二社神社」は昭和25年(1950年)12月26日に
「白龍大明神」と「塩竈大神」を遷座したもので
町会の守り神として深い信仰を集めています。
 なお 境内には銀杏の大木がありましたが朽ちてしまいました

古石場二丁目町会"










こういった立地にある神社として考えれば、
随分と立派な神社で、
説明書きにあるようにまさに町会の守り神にふさわしい神社です。

これにて今回の越中島駅周辺散策は終了です。
昔ながらの雰囲気はあまり残っていないですが、
ところどころに情緒を感じさせるのは流石と言ったところですね。

ない、越中島駅と門前仲町駅は600m程度しか離れていないので、
富岡八幡宮の参拝に併せて散策するのもありかと思いますね。

2022年3月24日木曜日

越中島駅周辺散歩 ⑤ 牡丹住吉神社

佃島住吉神社から分祀


黒船稲荷神社から今度は牡丹住吉神社へと向かいます。

このエリアは公園も多く、
比較的のんびりとした雰囲気が残りますね。







この付近で住吉神社と言えば、佃島の住吉神社が有名ですが、
その佃島住吉神社から分霊されて創建されたのが牡丹住吉神社です。

享保4年(1719年)に富岡八幡宮に近い当地に、
佃島漁民の網干場の土地が与えられ深川佃町と称された時の事です。

社殿はそれ程大きいものではありませんが、
綺麗に整備された境内は格調の高さを感じさせます。








また、今ではその名残は全く残っていませんが、
深川佃町はその後遊郭としてにぎわいを見せたとのことです。

料理茶屋が十五軒、水茶屋も十軒あったといいますから、
かなりの規模と言えます。

境内には車折(くるまざき)神社もございますので、
併せて参拝させて頂きます。
車折神社の境内社として芸能神社も合祀されています。







街角に威風堂々という神社で、
気持ちの良い空間が広がっているという感じでしたね。

2022年3月17日木曜日

越中島駅周辺散歩 ④ 黒船稲荷神社

個人邸宅の立派なお庭にある


於三稲荷を後にして黒船稲荷神社へと向かいます。

於三稲荷も黒船稲荷神社も「江東区牡丹」という地名にあります。
なかなか変わった名前かと思いますが、地名の由来は2つの説があって、
付近で牡丹を栽培する農家が多かったためという説、
昔の錦糸町駅付近にあった牡丹園の職人が多く住んでいたためという説です。

まあ、牡丹園の職人さんの家ならば牡丹もあるでしょうから、
どっちも正解なのかな?などと勝手に思ったりしました。

それはさておき、黒船稲荷神社はこちらとなっています。





黒船稲荷神社は元々は浅草黒船町にあったとのこと。
創建には諸説ありますが、
平貞盛・藤原秀郷が創建したとの説もあり、
この説によると天慶3年(940年)が創建となり、
とても歴史のある神社ということになります。









また、黒船稲荷神社の境内には、
『東海道四谷怪談』の作者として有名な
四世鶴屋南北 (宝暦5年(1755年)~文政12年(1829年)が住んでいました。

そのことについて説明する江東区教育委員会の説明板もあります。





付近は都心へのアクセスも良い住宅街ですが、
この神社だけは昔ながらの雰囲気を残していて、
味わい深いものがありますね。

2022年3月16日水曜日

越中島駅周辺散歩 ③ 於三稲荷 & 古木弁財天

個人邸宅の立派なお庭にある


妙栄稲荷大善神に続いて於三稲荷へと向かいます。

妙栄稲荷大善神は町会によって管理されているそうですが、
こちらのお稲荷様は完全に個人によって管理されている雰囲気です。




なかなか入りにくい雰囲気ではありますが、
「お邪魔します!」という感じで、
少しだけ遠慮しながら入ります。

そこは美しい個人の日本庭園といった雰囲気で、
そこに於三稲荷と古木弁財天がいらっしゃいました。









於三稲荷(おさんいなり)については、
「怪談・阿三の森」にまつわる神社であるとの情報もありますが、
境内には神社のご由緒等を示すものはありませんでした。

いずれにしましても、
個人の邸宅内にこれだけの神社があるというのは、
何とも素晴らしいというか羨ましい感じがしますね。

2022年3月15日火曜日

越中島駅周辺散歩 ② 妙栄稲荷大善神

松平越中守の屋敷内に安置


越中島の神社散歩は「妙栄稲荷大善神」からスタートです。

こちらは元々松平越中守の屋敷内に安置されていたとのことで、
越中島の歴史を語る上では外すことのできない神社と言えます。





詳細なご由緒につきましては、
境内に立派な掲示がございましたので、
下記に引用致します。

"妙栄稲荷大善神の由来、

当 妙栄稲荷大善神の御本尊は寛永年間の頃、
当地に下屋敷を構えていた松平越中守の家敷内安置されていたと言われ
越中守の護り本尊として家運の繁栄と火防けの神様として
熱心に信仰した稲荷と言われる。
維新後明治政府により大名の廃藩が行われた際大名の領地は国有地や一部は
一般に開放された越中島の地名は越中守所有の島の意である。
当時、越中守の留守居役だつたと言われる鎌田氏が此の一帯を下賜された時に
お稲荷さんも戴き守護神として代々祀っていた。
其の後幾多の変遷が有りましたが最後には町会で管理することになりました。
震災(大正十二年)後この辺一帯は区画整理が行われた時、
現在の地に安置される。
以後社殿も町内の皆様により立派な社殿となり
町内の安全と繁栄の守護神として深い信仰
を集めて居ります。

平成二十六年七月吉日

古石場一丁目西町会 町会長 古山利一"





なるほど、町会の方々が管理されているわけですね。
その信仰の篤さが伝わるように、
境内は極めて清潔に維持されているのがわかります。






越中島もこの辺りは庶民的な雰囲気を感じさせるエリアで、
こちらの神社もそこにしっかりと溶け込んでいるという感じです。

2022年3月14日月曜日

越中島駅周辺散歩 ① 東京海洋大学 & 明治丸

旗本榊原越中守照清の屋敷があったことに由来


今回の散策は江東区にある「越中島」です。

越中島という地名は、当地に旗本榊原越中守照清の屋敷があったことに由来し、
この付近の中州が「越中島」と呼ばれていたことに由来するらしいです。

京葉線の越中島駅がありますが、こちらの駅、
京葉線全駅の中で最も利用者数が少ないだけでなく、
東京23区のJR駅の中においても最も利用客数が少ない駅となっており、
東京駅から3Km弱の駅とは思えない閑散さで有名です。





そんな越中島で有名なのはなんといっても「東京海洋大学」です。
東京海洋大学は 2003年に東京商船大学と東京水産大学が統合してできました。

東京海洋大学越中島キャンパスには海洋工学部が設置されていますが、
こちらの前身である東京商船大学は私立三菱商船学校にまで歴史はさかのぼり、
私立三菱商船学校の設立は1875年(明治8年)11月ですから、
歴史の重みを感じさせるものがあります。







また、東京海洋大学と言えば、
そのシンボル的な存在は明治丸です。

明治丸は日本政府が灯台巡視船として、
イギリスのグラスゴーにあるネピア造船所に発注したものです。
1874年に竣工しました。

その雄姿が今でも見られるというのは貴重ですね。






そんな越中島エリアですが、都市化も進む中、
昔ながらの神社も結構残っていますので、
神社巡りをしつつ街を歩いてみたいと思います。

2022年3月12日土曜日

青山 小田急新宿店 ~ 流石の上質な和食弁当 ~

本日は新宿の小田急百貨店へとやって参りました。
土曜日で天気も良く暖かな日という事ですごく混雑していました。





そんなわけで、外食はやめてお弁当を買って家で食べよう!
ということで、本館地下2階の「懐石料理 青山」へお邪魔しました。

本日購入したのは”はなうたげ”というお弁当。
価格は1,296円 (税込) です。










ごはんは鮭飯となっています。
鮭とご飯の甘味が融合したもっちりとしたお味です。

煮物や天ぷらは丁寧な造りとなっており、
特に野菜の旨味が引き立てられているという感じです。

メインともいうべきお魚は「白ひらす照焼」とのことですが、
流石に高級魚と呼ばれるだけあり、
弾力もあって食べ応えは抜群です。

全体的にバランスのとれた和食という感じで、
どの料理も鮭飯にあうお味なのは、
クオリティの高さはもちろん、バランスの良さも感じさせます。

流石は小田急のデパ地下で、
満足の行く内容のお弁当でした。
ごちそうさまでした!

青山 小田急新宿店懐石・会席料理 / 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.6