2023年4月27日木曜日

代田橋から世田谷散歩 ⑥ 菅原神社 (世田谷区松原)

松原地域の鎮守


松原富士から次の目的地である菅原神社へと向かいます。
場所的には明大前駅と下高井戸駅の間で、
やや下高井戸駅寄りといった感じになります。





菅原神社は松原地域の鎮守として知られていますが、
建立は1665年(寛文5年)で、
寺子屋を開いていた石井兵助直慶によるものとのことです。







社殿は朱色が印象的な威風堂々としたものです。
都内の神社なのでややコンパクトですが、
奥行きを感じさせるものがありますね。

境内社も個性的なものがあり、
特に厳島神社は独特の静謐感がある感じです。

厳島神社

厳島神社

御嶽神社・稲荷神社

大黒・恵比寿社




日本庭園のような美しさは流石という感じですね。

2023年4月26日水曜日

代田橋から世田谷散歩 ⑤ 松原富士

神道扶桑教太祠


玉川上水緑道から再び代田橋駅へ戻り、
ここから明大前駅方面へと歩を進め、
次なる目的地である松原富士へと向かいます。





こちらが神道扶桑教本部となり、
この中に「松原のお富士さん」がございます。







神道扶桑教は富士講の流れをくむ宗教団体だけあり、
流石に立派で威厳のある富士塚ですね。

境内も整然としており清々しさがあります。








今まで見た富士塚の中でも、
一番現役感が強いものだという印象を受けました。

2023年4月25日火曜日

代田橋から世田谷散歩 ④ 向岸地蔵尊と玉川上水緑道

玉川上水緑道


祠稲荷神社のすぐ隣りは玉川上水緑道ですが、
こちらには向岸地蔵尊がございます。







「向岸」というのは人名です。
生まれつき身体が曲がっていた向岸が自分の境遇を嘆いていると、
お地蔵様が現れ、
「世の為に日夜念仏を唱えていれば救われる」
と説き、向岸は教えを充実に守って悟りを開いて大往生したそうで、
その向岸の徳を偲んでお地蔵様が建立されたとのことです。

緑道にあるというのもありますが、
随分と開放的な雰囲気でちょっと独特ですね。
お隣りは猫のお気に入りの場所でもあるようです。

また、玉川上水緑道には公園も整備されている感じで、
地元の人の寛ぐ姿も目にしました。





こちらから再び代田橋駅方面へ戻ると、
なんとも趣のある「ゆずり橋」がございます。

代田橋駅付近からこのゆずり橋までが、
昔ながらの水路として復活した部分だそうで、
一服の清涼剤的な景色になっていますね。







ゆずり橋は純粋な橋として見ても美しいですね。

2023年4月23日日曜日

代田橋から世田谷散歩 ③ 祠稲荷神社

栄光会南口駅前通りの先


大原稲荷神社から再び代田橋駅へ戻り、
「栄光会南口駅前通り」を歩きます。

栄光会の栄と会の文字が落ちてしまったらしく、
グリーンのネットがかけられているのが寂しげです。

駅前商店街として店舗は駅周辺に限られている感じです。





そんな栄光会南口駅前通りをぬけて、
玉川上水緑道のすぐお隣りにあるのが祠稲荷神社です。








祠稲荷神社の創建年代やご由緒等については、
説明等ありませんでした。

ただ、石垣や御神木を見る限り、
結構歴史のある神社のように思えます。

玉川上水と何らかの関係がありそうですが、
どうでしょうかね?

2023年4月22日土曜日

代田橋から世田谷散歩 ② 北向子育地蔵尊

大原稲荷神社の近く


大原稲荷神社に参拝した後には、
参道入口近くにある北向子育地蔵尊へ寄らせて頂きます。





ご由緒等の記載はありませんが、
ネット情報によると元々別の場所にあったものが、
こちらへ移られたというだそうです。






お地蔵様がいらっしゃる街というのは、
それだけで良い街だな~と思ってしまいますね。

2023年4月21日金曜日

代田橋から世田谷散歩 ① 大原稲荷神社

はぐさ稲荷


本日は代田橋駅を出発して松原駅方面まで歩き、
再び代田橋に戻るという散策を致しました。

京王線の代田橋駅ですが、新宿から2駅で4.4Kmしか離れていないですが、
随分とローカル色あふれるこじんまりとした駅という印象ですね。











そんな代田橋駅から明大前駅方面へ1分程歩いた線路沿いに、
大原稲荷神社が鎮座しておられます。












大原稲荷神社の創建は古く、1782年(天明2年)とのことです。
伏見稲荷大社の神職である羽倉摂津守信邦が勧請したと伝えられ、
そのため「羽倉(はぐら)稲荷」と呼ばれていたものの、
訛って「はぐさ稲荷」になったそうです。

境内は昔ながらの雰囲気を今に残していますが、
線路のすぐ脇なので電車の音が常に聞こえるという、
なんとも不思議な奮起を漂わせています。

社殿など相当古そうに見えましたが、
1932年(昭和7年)に建てられたものだそうです。
まあ、これでも十分古いですが...

最後に境内社の大鳥神社にも参拝させて頂きます。





都区内の神社で、これだけ昔ながらの雰囲気を残す神社は珍しいのでは?
というのが印象です。

2023年4月20日木曜日

赤坂氷川神社・境内社

四合稲荷・西行稲荷・九神社・山口稲荷・桶新稲荷


赤坂氷川神社は東京十社に列せられるほどの神社なので、
境内社の数も多く、魅力的な境内社が多いです。

まずは、氷川坂沿いの一の鳥居からすぐの場所にある四合稲荷です。










四合稲荷(しあわせいなり)とは何とも良いネーミングですが、
これは勝海舟によって名づけられたものです。

1898年(明治31年) に赤坂氷川神社の近くに鎮座していた、
古呂故稲荷・地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社を合祀し、
ここから幸福の「しあわせ」、「志を合わせる」をかけて、
しあわせいなりの名となったそうです。

この四合稲荷のお隣には西行稲荷がございます。
西行五兵衛の名にちなんでおり、火伏の稲荷として知られます。










西行稲荷から階段を登って、
赤坂氷川神社社殿とは反対方向にあるのが、
九神社(くじんじゃ)となります。






九神社はその名の通り、
かつて境内の各所に鎮座していた天祖神社・春日神社・
鹿島神社・八幡神社・諏訪神社・秋葉神社・厳島神社・
金刀比羅神社・塞神社の9社を合祀した神社となります。

また、境内の西側には赤坂3丁目にあった山口邸から遷された
山口稲荷もございます。






また、赤坂5丁目の「桶屋」の稲荷だった桶新稲荷もお隣にございます。





赤坂氷川神社は歴史ある境内社も多いので、
赤坂氷川神社に参拝される際は、
境内社にもお参りしないともったいないな...という印象ですね。

2023年4月19日水曜日

赤坂氷川神社 (東京十社)

東京十社


久國神社の後には赤坂氷川神社に参拝に行って参りました。

赤坂氷川神社と言えば東京十社にも数えられるメジャー神社ですが、
なかなか行く機会がないはないですね。





流石に威風堂々たる社殿は圧巻という感じです。
都心部にあって異空間という雰囲気です。






ビジネス街には近いですが、ビジネスマン風の方はおらず、
外国人観光客の姿は多数という感じです。

外国のガイドブックにはどんな風に紹介されているのか気になります。

こちらも境内は広く、普通に寛いでいる人の姿も見ますね。






港区天然記念物の大銀杏の存在感も圧巻です。
樹齢は450年と推定されているそうですが、
こちらにも歴史の重みを感じます。

赤坂氷川神社には境内社も多いので、
別項でご紹介させて頂きたいと思います。

2023年4月18日火曜日

久國神社 (港区七福神の布袋尊)

港区七福神の布袋尊


本日は久國神社に参拝にやってきました。

サラリーマン時代に六本木エリアは何度となく来ているのですが、
当時は神社巡りに興味がなかったので、
ここに神社があるのも知らなかった感じです。

何とももったいない話だな~とは思います。

久國神社は都道412号を挟んで赤坂アークヒルズの向かいにあるという、
正に都会のど真ん中という立地です。








久國神社の創建年代の詳細は不明だそうです。
ただ、もともとは千代田村紅葉(現皇居内)に鎮座されていたそうで、
久国作の刀が寄進されたため久国稲荷神社と称するようになったとのことです。
また、港区七福神の布袋尊としても知られています。

境内は思ったよりも広く、
境内には遊び場もあるので、
まさに都会のオアシス的存在ですね。






最後に境内社の猿田彦神社にも参拝させて頂きます。







六本木はなんとも最先端の街になってしまいましたが、
もとからこんなだったわけじゃないよな~
というのを考えさせられる空間という感じでしたね。