2018年6月18日月曜日

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑱ CANBUSでJR加賀温泉駅前から山代温泉へ

今回宿泊した 片山津温泉 加賀観光ホテル ですが、
JR加賀温泉駅まで宿泊者向けの無料の送迎バスを運行しています。
時間は 8時50分、9時50分、10時50分の3便で、
系列ホテルである片山津温泉 季がさね を経由してJR加賀温泉駅へ向かいます。
(要事前予約です)

(片山津温泉中心地にある 季がさね -
こちらも株式会社加賀観光ホテルが運営)


















今回は8時50分の便を事前予約しました。
JR加賀温泉からは9時10分発の加賀周遊バスCANBUSに乗って
山代温泉へ行く予定だったのが、間に合うかな?と不安でしたが、
なんとか9時7分頃にJR加賀温泉駅へ到着できました。

(JR加賀温泉駅前のキャンバスのりば)

(こちらがキャンバスです)

































今回は「加賀温泉郷パスポート」を購入致しました。
こちらは、キャンバス2日券 (連続する2日間) と
施設3館利用券がセットで1,500円というお得な券です。

(加賀温泉郷パスポート)

















CANBUSは色鮮やかな車体カラーが特徴ですね。
新しい車体なのかな?と思いましたが、
どうやら古い路線バスの車体を使用しているようです。
中はこんな感じです。
このローカル感が良いですね。

(普通の路線バスといった雰囲気ですね)


















途中、ガイドさんによる観光案内もあって参考になります。
旅行情緒を盛り上げてくれます。
また、バスストップ近郊の地図やガイドなども無料で貰えますので、
加賀温泉郷観光にCANBUSを利用して良かったです。

バスは7人くらいの乗客で発車したのですが、
途中の御菓子城加賀藩で私を除く全員が下車しました。
ここから私が下車する山代温泉の九谷美陶園までは私の貸し切り状態、
そしてお客さんのいないバスは山中温泉方面へ消えていったという感じです。

休日はもっと混雑するのかもしれませんが、
平日のCANBUSは空いていてのんびりできましたね。

(九谷美陶園)


















2018年6月16日土曜日

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑰ 寿し処 中沢 @ 片山津温泉で地物にぎりを堪能

今回宿泊した片山津温泉 加賀観光ホテル は素泊まりなので、
夕飯は片山津温泉市街地へと向かいます。

片山津温泉は寂れた温泉街という雰囲気なので、
食事の選択肢はそれほど多くはないといった感じです。

そんな中、渋い雰囲気の店構えとメニューから地元の魚が楽しめそうなので、
こちらの「寿し処 中沢」へお邪魔することに致しました。

(寿し処 中沢)

















奥の部屋からはちょっと賑やかな声も聞こえましたが、
カウンターに先客はおらず、ゆっくりと食事が楽しめました。

(落ち着いた雰囲気のカウンター)

















今回は地元魚介類のおまかせにぎり(1,700円)をオーダー致します。
にぎりは9貫でしたが、どれも上品な味で美味しかったですね。
どれも一手間加えたという感じがして、お店のこだわりを感じました。
特に、2種類の海老のにぎり と のどぐろの握り は絶品という感じでした。








最初はホテルで食べた方が楽だったかな?と思いましたが、
こういった良いお店との出会いもあるので、
温泉街で外で食べるのも悪くないですね。
非常に満足致しました!御馳走様です。

中沢寿し寿司 / 動橋駅加賀温泉駅

夜総合点★★★★ 4.0

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑯ 片山津温泉観光

片山津温泉は静かな温泉街といった雰囲気でした。
平日の夕方は道行く人も少なく、ひっそりとしています。

(片山津温泉中心街)

















まずは、片山津温泉の中心に位置する足湯「えんがわ」へ向かいます。
砂走(すなはせ)公園にあるこちらの足湯はもちろん無料で楽しめます。
柴山潟をイメージした大小2つの池と芝生を見ながらの足湯はリラックスできますね。

(片山津温泉 - 足湯「えんがわ」)

















こちらの近くにはユニークなスタイルの「片山津温泉配湯所」がございます。
片山津温泉の守護神である薬師如来が祀られているとのことで、
建物は寝殿造りとのこと。

(片山津温泉配湯所)

















ここから片山津温泉のシンボル的存在「浮御堂」はすぐそばです。
柴山潟に浮かぶ叙情豊かなこちらの建物は、
片山津の伝説「龍神と娘」にちなむものです。

(浮御堂)

(浮御堂 - 近景)

































ここから柴山潟沿いをあるくと「加賀片山津温泉 総湯」があります。
著名建築家である谷口吉生氏による近代的な建物で、
外観を見学するだけも価値があると思います。

(美術館のような外観 - 加賀片山津温泉 総湯)

















最後に向かうのは、片山津温泉の守護寺である「愛染寺」です。
急な階段を登ると、伝統と近代がうまく合致したような風景が目に入ります。
明治20年代中頃金沢より片山津温泉に移転されたそうで、
今では縁結びのお寺として知られています。

(愛染寺 - 全景)

(愛染寺 - 本堂)

































駆け足とはなりましたが、片山津温泉観光はこれにて終了。
全般的に言えることは、ちょっと寂しい雰囲気だな~ということで、
廃業したお土産物屋さんや飲食店の多さがちょっと気になりました。
大型旅館が多いこちらの温泉街ですので、
社員旅行や宴会の減少が影響しているでしょうかね?
(ちなみに私は温泉旅行は好きですが、社員旅行は嫌いです)

2018年6月13日水曜日

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑮ 片山津神社へ

片山津温泉 加賀観光ホテル へチェックインを済ませましたので、
まずは片山津神社へ参拝へ向かいます。
江戸時代からの名湯・片山津温泉の神社だけあり随分広々と立派な神社ですね。

(片山津神社)

















近くに「こども園 キッズランドいなみえん」があることからか、
お隣の公園では元気に遊ぶ子供の姿も見られますね。

(玉に乗る狛犬)

(こちらの狛犬の背後が公園のようになっています)

































石川県神社庁のホームぺージでも、片山津神社の勧請年月は不詳とのこと。
ただし、片山津神社が当地へ移営されたのは大正時代とのことです。
詳細は、境内にある「片山津神社由来之記」に御由緒がありますので引用致します。

当社の祭神は応神天皇と菅原道真である。
天保年間の江沼志稿に、天神社南の宮と云う、観世音北の宮と云う、
常宮伊佐以神社在片山津とあるので、その昔当現住の祖先が
村の南側台地に厄除開運・文教の祖を勧請し、
北の山麓に殖産興業の守護信仰を心に深く根ざし、
鎮守の森となって、村のしずめをなして来た。
明治二十七年三月五日北の宮を片山津神社と改め、
南の宮を管原神社と称し茅葺平屋の簡素なものであったが、
明治四十二年二月十九日許可を得て合祀し、砂走地区の拡張に伴い、
衆議して在外郷愁の絶大なる勧進を合せて、
大正十三年十月現在地に移営されたものである。
因に境内は八六五坪で村社としては加賀市内最大の規模である。

拝殿は階段を登って向かいます。
なるほど、境内の広さがわかります。

(階段から二の鳥居を臨む)


















拝殿は立派な彫刻が随所に見られ、御神馬像もございますね。
境内はきれいに維持管理されているのが伝わってきますね。

(片山津神社 - 拝殿)

(御神馬像)

(片山津神社境内)
















































この後は、日没までの短い時間で片山津温泉の観光へ向かいたいと思います。


2018年6月12日火曜日

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑭ 片山津温泉 加賀観光ホテル

加賀温泉駅到着後は予約していた 片山津温泉 加賀観光ホテル の
送迎バスでホテルに向かいます。

加賀温泉駅正面がホテルの送迎バスが駐車しているゾーンです。
他に何もない雰囲気なので間違いようがないですね。
加賀温泉郷の大型ホテルは送迎サービスを行っているホテルが多いので要チェックです。

(こちらのバスでホテルへ向かいます)


















ちなみに、こちらのホテル送迎は14時30分~17時30分までの毎時30分刻みで、
要予約となっています。

今回はこちらの比較的大きなバスに予約したのは私一人!
そんなわけで、16時30分の予約でしたが、16時20分には出発です。
加賀温泉から片山津温泉は10分、近いですね。

さて、こちらが片山津温泉 加賀観光ホテルです。
客室からは柴山潟の絶景が楽しめます。
部屋も一人では広すぎる感じでゆったりできます。

(片山津温泉 加賀観光 - 外観)













(部屋から見た柴山潟)





















古いホテルなので、扉や窓の開閉にちょっと苦労するなど難はありますが、
部屋の掃除は行き届いて清潔感はありますね。

(部屋全体の様子)

(窓から)

(和室)

(冷蔵庫と冷水&お湯&お茶)
































































また、露天風呂や岩風呂など22種類のお風呂が楽しめる温泉は流石という感じ。
ナトリウム・カルシウム塩化物泉の温泉は塩辛く、
身体に浸み込むという感じで気に入りました。

こちらの宿ですが、今回は楽天トラベルで予約したのですが、
シングル素泊まりで一泊 5,500円 でした。
コスパを考えればかなり良い選択だったと思います。

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑬ 金沢駅から加賀温泉郷駅へ

これから初日の宿泊先である加賀温泉郷・片山津温泉へ向かいます。
金沢から加賀温泉へはJR西日本・北陸本線で向かいます。

(JR金沢駅改札口)


















私が乗車したのは15時24分金沢駅始発の福井駅行の普通列車です。
加賀温泉までは56分程かかります。
日中の普通列車は1時間に2本ですが、その内1本は小松止まり。
特急なら2~4本走っていて25分程で到着と利便性は抜群ですが、
料金は1,510円と普通列車で行く場合の760円と比較してほぼ倍!
急ぐ旅でもありませんので、普通列車でのんびり行きます。

(こちらの折り返し列車で金沢駅へ)

















流石に1時間に1本だからか金沢駅では座席はほぼ埋まっていましたが、
西金沢・野々市と降車客のが多かったので、
ずっと立ちっぱなしになることはなさそうですね。

まあ56分などあっという間という感じで加賀温泉駅へ到着です。

(加賀温泉駅へ到着 - 後ろは工事中の線路)


駅前では2022年開業予定の北陸新幹線の新駅工事が進んでいますね。
新幹線開業でこの辺りも大きく変わるのでしょうかね?

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑫ 犀川神社へ

金沢散策の最後の目的地は「犀川神社」です。
犀川神社は文字通り犀川沿いにある神社で、
御影大橋と犀川大橋の間に位置します。

金沢もこのあたりまでくるとちょっと長閑な雰囲気です。
昼寝をしたら気持ちよさそうですね。

(犀川 - のんびりとした時間が流れます)

















さて、こちらが犀川神社となります。
1574年 (天正2年) に 奈良の春日大社から御祭神を勧請したのが始まりとのことで、
相当の歴史がある神社で、1873年 (明治6年) に犀川神社と改称されました。

(犀川神社 - 鳥居)

(手水舎)

(犀川神社 - 拝殿)

















































鳥居正面で道が二手に分かれるというちょっとユニークな場所にあります。
境内は至って静かな雰囲気ですね。
ここまで来ると観光客の姿はほぼ見かけることはないですね。

拝殿右には境内稲荷社がございます。
こちらの御狐様は紅白になっていてちょっとユニークですね。

(境内稲荷社)

(紅白の御狐様)

































さて、これにて金沢観光は終了です。
ここから金沢駅までは2Km弱。
最後の力を振り絞って歩いて行くことに致します。