2020年12月30日水曜日

宝林山霊雲寺 ~ 真言宗霊雲寺派総本山 ~

 巨大な大本堂に圧倒!


湯島御霊社に参拝した後は、お近くの宝林山霊雲寺へも寄ることにします。

霊雲寺は1691年 (元禄4年) に浄厳律師覚彦により創建された古刹です。
幕府の保護を得て栄えたそうですが、
関東大震災や第二次世界大戦で堂塔は焼失したとのことで、
現在の大本堂などは1976年 (昭和51年) に再建されたものとのことです。

山門・大本堂ともに威厳のある立派なもので、
特に大本堂の大きさには圧倒されました。








一方、境内はコンクリートで敷き詰められて、
やや殺風景で冷たい印象は受けましたが...

2020年12月29日火曜日

湯島御霊社 ~ 御霊信仰の神社 ~

 御霊信仰 ~ 怨霊化を防ぐべく慰霊 ~


本日は所要で湯島にやってまいりましたが、
要件は10分程度で片づけて、
お近くの 湯島御霊社 にお参りに行くことにしました。









こちらは御霊信仰の神社で、都内では珍しいと言えます。
この辺りの御由緒は境内掲示に詳しいので引用致します。

" 旧く怨霊の活動を鎮めるため御霊鎮祭が行なわれるようになり、
特に著名なものは貞観五年(八六三)の神泉苑での御霊会とされている。
これを契機に華やかな祭礼が営まれるようになった。
奈良時代から平安時代(七一〇 〜 一一九二)にかけては
都を中心に盛んになり 近世にはいると旅の宗教家によって
各地方に御霊信仰が説かれて広がりをみせるようになった。
六所御霊または八所御霊の名称があるが、
御霊は習合する傾向をもち中小御霊は、
より強力な御霊に統合されるという教義から出た名称である。
 当御霊社は縁起によると旧く御霊八所神社と呼ばれたが
大正十二年に御霊神社と改めた。
通俗には「畑の稲荷」と呼ばれ祭神は崇道天皇、井上皇后、他部親王、
火雷神、橘逸勢、吉備大臣、文屋宮田麻呂、藤太夫人の八座で
合殿に輿財恵門稲荷並に大己貴神を祀っている。
 宝永七年(一七一〇)輪王寺宮の御隠殿を当所に営ませる時に
上野より移されたものである。
 現在の社殿は太平洋戦争により灰燼に帰したるものを戦後、
仮殿として復興して、さらに令殿本社殿の建立となったものであり、
例年大祭を毎年九月十八日に執り行う。

文京区
文京区観光協会掲示 "

境内はそれほど広くはありませんが、
やや張り詰めた緊張感の中に落ち着いた感じが見られます。

都会の神社らしい整然とした雰囲気ですが、
昔のものと思われるものも随所に見られ、
歴史を感じさせますね。







付近はビジネス街と住宅街が混在したエリアですが、
昔ながらの雰囲気を残す、散策には面白いところかと思います。

2020年12月28日月曜日

いなば @ 大島 ~ 700円のランチカツは利用価値大! ~

本日は都営新宿線大島駅近くにある
「とんかつ専門店 いなば」
 でのランチレポートとなります。






ランチは日替わりとランチカツの2種類ありますが、
税込みで700円ととんかつ専門店としてはかなりの安さになります。
今回はランチカツの方をオーダー致しました。

さて、こちらがランチカツとなります。






700円というお値段を考えればボリュームもなかなかで、
柔らかくジューシー感があるといった感じです。

付け合わせはシンプルですが、
ひじきはなかなかとんかつに合うな!と言った感じです。

ごはんはごく普通といった感じですが、
少々べちゃっとしたパートがあったのはやや残念なところでした。

このエリアには、1,000円でボリュームありというとんかつ定食はありますが、
700円というお値段でとんかつが楽しめるのはこちらならではかも?

そういう意味では貴重なお店と言えるかと思います。

いなば懐石・会席料理 / 大島駅西大島駅亀戸駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2

2020年12月24日木曜日

八千代台から京成大和田へ ⑩ 小板橋時平神社

 小板橋時平神社 @ 八千代市


大和田時平神社を後にして、最後の目的地である小板橋時平神社へ向かいます。

住宅街の中の細い道をてくてくと歩く事1Km弱、
こちらが小板橋時平神社となります。








1941年(昭和16年)に大和田時平神社から分社したという比較的新しい神社ですが、
なるほど、大和田時平神社に比べて相当新しい雰囲気はあります。

境内は比較的広く開放的ですね。
地域のお祭りの拠点にもなっているようです。

ちょっと写真を撮り忘れましたが、
こちらの社殿も彫刻が見事で一見の価値ありでした。






さて、これにて今回の八千代市散策は終了、
こちらから300m程離れた京成大和田駅から帰宅することにします。





京成大和田駅は特急は停車しないローカルな駅で、
こじんまりとした雰囲気です。

次に機会があれば、こちらを起点に勝田台方面を散策したいですね。

2020年12月23日水曜日

八千代台から京成大和田へ ⑨ 大和田時平神社

 東葉高速鉄道・八千代中央駅


大和田新田の稲荷神社を後にして、八千代中央駅まで行きました。
駅に特別な用事はないのですが、
東葉高速鉄道の駅はどんな感じなのかな?
という興味本位です。





付近はニュータウン風に整えらえた新興住宅地という感じで、
雰囲気は良かったですね。
スーパーなどもあって生活しやすそうですが、
ネックは電車賃です。





西船橋から東葉勝田台までは16.2Kmしかないのに640円もします。
ここ八千代中央まででも580円ですから、
気楽に電車に乗って都内まで!なんて感じではないですね。

 大和田時平神社


さて、そんな八千代中央駅から向かうのは大和田時平神社となります。






八千代市内には四社の時平神社がありますが、
どうしてこんなに時平神社があるのか?
正確な理由はよくわからないそうですね。

なお、時平とは「藤原 時平 (871年 ~909年)」の事です。
時平と言えば、昌泰の変で菅原道真を左遷させた中心人物であり、
道真に呪い殺されたともいわれる人物です。

大和田時平神社の創建は1610年 (慶長15年) だそうですが、
時平死後700年も経ってからこの地に神社ができたのは何故?
やはりちょっと気になるところです。

さて、こちらの神社ですが、
社殿は小さいながらも見事な彫刻が施されています。









境内には古峯神社もございますので、
併せて参拝させて頂きます。





ちょっと夕方で暗くなってきたこともありますが、
物静かで雰囲気のある神社という印象です。

2020年12月22日火曜日

八千代台から京成大和田へ ⑧ 稲荷神社 (大和田新田)

 八千代市大和田新田の稲荷神社


新川大橋通りを八千代中央駅方面へと歩いていき、
ウエルシア薬局八千代大和田店の手前を右折してしばらくいくと、
稲荷神社がございます。

境内は学童保育所と一体となっているような感じで、
鳥居から見ると社殿が隠れてしまっています。





社殿はかなり古いもののようで、
まさに木のぬくもりを感じさせますね。







社殿のお隣りには「稲荷大明神」と刻まれた祠があって、
そこには寛政十二年の文字がありますので、
西暦で言えば1800年より古い神社であることは間違いありません。





境内の大木は往時からあるものかもしれませんね。



2020年12月21日月曜日

八千代台から京成大和田へ ⑦ 八幡神社 (大和田新田)

 下区八幡神社


ドーナツ池から静かな住宅街を歩いて新川大橋通りに出ますと、
比較的新しい立派な鳥居が目に入りますが、
こちらが八幡神社となります。







創建年代の詳細は不明とのことですが、
大和田新田は江戸時代に開発された幕領「大和田新田」に由来することから、
江戸時代に創建されたものでしょうかね?

社殿は重厚感がありますね。
境内は外部からの受けるやや現代的な印象とは異なり、
昔ながらの素朴な味わいを感じますね。





境内社も多く並び、
地域信仰の拠点となっていることを伺わせます。






なお、大和田新田には成田街道沿いに別の八幡神社も鎮座されています。
そちらは上区八幡神社と称されるようですね。

出来れば行きたかったですが、時間の関係で今回は断念、
再び、八千代中央駅方面へと歩を進めます。

2020年12月19日土曜日

八千代台から京成大和田へ ⑥ ドーナツ池と弁財天

 ドーナツ池と弁財天


高秀霊神社から大和田新田の八幡神社を目指すのですが、
途中、三叉路に樹木の生い茂る場所があったので立ち止まってみます。





こちらはドーナツ池というらしいですね。
Google Mapにも記載がありました。

一応、小さい橋が架かっており、
中心部には小さい祠がありました。






中を見てみると弁財天と書かれていました。





若干、傷みはあるものの、
きちんと管理されているようですね。

こういった予期せぬ発見があるのが、
徒歩での散策の良いところじゃないかと思います。

車だとどうしても点から点への移動になりますからね。

2020年12月18日金曜日

八千代台から京成大和田へ ⑤ 高秀霊神社

 高津比咩神社の境外社


Google Mapによれば、高津比咩神社の境外社である、
高秀霊神社はこのすぐ近くにあるとのことなので、
あわせて参拝させて頂くことに致します。

高秀霊神社の参道入口は普通の住宅に挟まれるにようにあって、
知らなければ通り過ぎてしまうような雰囲気です。






参道は手作り感のあるもので、
竹藪の一画をここだけ階段にしましたよ!
というものです。





間宮正秀を祀った神社とのことですが、
社殿はなく石碑のみでした。






それでも、鬱蒼と茂る竹藪の中にある神社という感じで、
とても雰囲気のある神社です。

昔はどんな感じだったのか非常に気になりますね。