明治初期に現在地へ遷座
御倉邸に続いて杉妻稲荷神社へと向かいます。
そして再び阿武隈川沿いを歩くことに致します。
途中、天神橋のたもと付近に、
「隈水淹没者供養碑」というのがありました。
こちらは1925年(大正14年)に福島市の商人であった熊田三郎氏が、
阿武隈川の氾濫や水難で亡くなった人々を弔うために建てたものとのことです。
こちらのすぐ近くには「天神渡し跡」もありました。
1964年(昭和39年)に天神橋が竣工するまで、
こちらに渡し船があったそうです。
なかなか趣のあるスポットで、
こういった遺構が残っているの結構貴重ではないでしょうか?
さて、ここからしばらく歩くと、
福島県庁の裏に出る通りがありますが、
その手前に鎮座するのが杉妻稲荷神社となります。
元々は福島市役所分庁舎となっている元郵便局の北通りにあり、
郵便局の建設と道路の開さくのため、明治初期に現在地に遷座されたとのこと。
創建については記載がないものの、
建物は1840年(天保11年)の再建であるとか、
1736年(享保21年)に神祇管領から正一位を贈られた記録がある等々、
相当な歴史があることがわかります。
福島城内の雰囲気を今に残すエリアにあって、
昔ながらの風情を感じさせる神社という印象ですね。