2019年11月25日月曜日

本八幡駅周辺神社巡り ④ 白幡神社

白幡天神社から白幡神社へは1.5Km程の距離があります。
典型的な郊外の住宅街という雰囲気の街中を歩きつつ、
しばらくすると白幡神社の鳥居が見えてきます。


急な階段を登り、拝殿を目指します。
白幡神社の特徴としてはこちらの長い参道が挙げられます。
すぐ横に住宅があるのは流石にベッドタウン市川市という感じですが、
なかなかの風情があります。




神域へ入る鳥居の手前が陥没していますね。
迂回ルートで参拝へ向かうことに致します。

白幡神社のご由緒は「白幡神社御社殿改築造営記念碑」に少し記載があります。

" 白幡神社は、古書によるともとは八幡宮として記され、誉田別命、武内宿禰、天満天神を御祭神として奉祀する社である。郷の古老達が、今でも御当社を八幡様と呼んでいるのは、この所以である。創建は文明十八年以前のものと伝えられる古社である。"

立地的に高い場所にあるというのもありますが、
喧騒から離れた緑多い神社という印象です。



拝殿左手には境内社群が綺麗に並んでいます。
これらとは別に稲荷大明神も鎮座しています。
この辺りの整然とした感じは流石に歴史のある神社です。



境内には自転車が多く停められていましたが、
これは「いきいきセンター宮久保(宮久保老人いこいの家)」
があるからのようです。
お年寄りが将棋に興じる姿が印象的でした。


これにて、本八幡駅周辺神社巡りは終了、
再び本八幡駅を目指します。

千葉県は断片的にしか周ったことがないので、
近場の市川市~千葉市あたりまではじっくりと見て回ろうと思います。

2019年11月23日土曜日

本八幡駅周辺神社巡り ③ 白幡天神社

十二社神社から10分程歩いて白幡天神社へ到着しました。

(白幡天神社)

白幡天神社は菅原道真公と武内宿禰を御祭神とする神社です。
歴史は古く、1180年(治承4年)に源頼朝が安房国に旗揚げの際、
この地に白旗を揚げたことから白幡宮と名付けられたと伝えられています。

全体的に厳かな雰囲気の神社です。
参道・神門ともに趣きがあり、気が引き締まる思いです。
住宅街にありながら、こちらの神社だけ別世界のような雰囲気ですね。

(白幡天神社 - 神門)

お清めをしてお参りさせて頂きます。

(手水舎)

(白幡天神社 - 拝殿)

右手奥には境内社がございます。
掲示の文字が読みにくなっていますが、
古峯神社、浅間宮、小御嶽石尊大権現、白山妙理大権現、稲荷神社の5社です。

(白幡天神社 - 境内社)

こちらの神社も児童公園併設ですが、
神域とははっきりと分かれているようなスタイルです。
広々とした公園では元気に遊ぶ子供の声が聞こえてきます。

(白幡天神公園)

さて、続いて距離は少々ありますが、
市川市宮久保の白幡神社まで歩くことに致します。

2019年11月22日金曜日

本八幡駅周辺神社巡り ② 十二社神社

葛飾八幡宮を後にして十二社神社へ向かいます。
葛飾八幡宮からそれ程距離はないのですが、
ここまでくると本当に普通の住宅街という雰囲気になります。

(十二社神社)

(十二社神社 - 拝殿)
(狛犬)

(狛犬)

 十二社神社のご由緒については、境内に特に掲示はございません。

市川市のホームページによりますと

” 昔の古八幡村の鎮守で天神5社、地神7社、合わせて12社を祭神とする。
  庚申塔などもある。" (http://www.city.ichikawa.lg.jp/cul01/1421000003.html)
とのことで、あまり詳しいご由緒はわかりませんでした。

境内は児童公園と一体化したものとなっており、
少ないながらも遊具はあります。
ちょっと子供にアピールできる雰囲気ではありませんが...

(児童公園部分)

それよりも、庚申塔などがまとめてあり、
興味深く拝見させて頂きました。
市川も都市化が進んでいますので、
市内の色々な場所から集められたのだろうと推測されます。

(庚申塔群)

(境内社)

田舎の神社ような境内は落ち着いた雰囲気ですね。
昔から、こちらの神社だけは変わっていないんだろうな...
なんてことを思わせますね。

さて、さらに駅から離れて白幡天神社へと向かうことに致します。

2019年11月21日木曜日

本八幡駅周辺神社巡り ① 葛飾八幡宮

本日は千葉県市川市の本八幡駅周辺の神社巡りをしてみたいと思います。
まずは何と言っても下総の国総鎮守「葛飾八幡宮」です。

まずはJR本八幡駅から「葛飾八幡宮 一の鳥居」を目指します。
一の鳥居は国道14号線沿いにあります。

(葛飾八幡宮 一の鳥居)

しばし歩いて「葛飾八幡宮 二の鳥居」へ。
こちらは京成本線の線路の先にあります。
京成線もこのあたりは高架化していなんですね。

(葛飾八幡宮 二の鳥居)

参道を歩いてくと朱色の美しい随神門がございます。
明治維新以前は八幡山法漸寺(上野寛永寺の末寺) の仁王門だったものが、
神仏分離によって葛飾八幡宮の随神門となったもので、
市川市指定有形文化財となっています。

(随神門)

更に進むと神門があり、こちらは落ち着きのある趣きとなっています。

(神門)

葛飾八幡宮の歴史は古く、建立は寛平年間 (889年 ~ 898年) 。
宇多天皇の勅命により石清水八幡宮を勧請して建立されたとのことで、
以降、下総の国を守護する総鎮守として、また、武神として崇敬されています。

それだけに社殿は立派で威厳があるものとなっています。

(葛飾八幡宮 - 社殿)

お隣の神楽殿も必見で、江戸時代から伝わる大絵馬は見事なものです。

(神楽殿)

(大絵馬)

社殿の右手にある大木が「千本公孫樹」です。
樹齢は何と1,200年!
こちらは国指定の天然記念物にもなっています。

(千本公孫樹)

また、多くの境内社があるのも特徴です。
境内を取り囲むようなに建っています。

(厳島社)

(葛飾天満宮)

(尾上稲荷社)

(八坂社)

(浅間社 - 富士塚)

 流石に下総の国総鎮守だけあり、
境内は完璧なまでに整然としていますね。

都心からのアクセスも良いので、
一度は参拝に訪れるべき神社かと思います。

2019年11月20日水曜日

大宮八幡宮から谷中稲荷神社へ

大宮八幡宮の参道は一直線に伸びており、気持ちの良さを感じます。


途中には「鞍掛けの松」がございます。


平安時代に源義家 (1039年 ~ 1106年)が、
「奥州遠征の折、この松の枝に馬の鞍を掛けた」
という伝承に由来する松ですが、
流石に松の木は当時のものではないそうです。
とは言え、なかなか変わった形の松で面白みのある光景です。

大宮八幡宮参道から方南通りへと入り境外社の谷中稲荷神社を目指します。
途中、Google Mapで稲荷神社を見つけましたので寄らせて頂きます。



小高い丘のような場所に鳥居が見えますが、邸内社のようですね。
お名前など示すものはないようです。
大きな狸もいてなかなか謎深いものがあります。


さて、しばらく歩いてようやく谷中稲荷神社へ到着です。
朱色の鮮やかな神社で、住宅街にあっては一際目立ちますね。
社号標石には「大宮八幡宮境外社 谷中稲荷神社」としっかりと刻まれています。





小さい神社ながら、お狐さんをガードする檻やピカピカの手すりなどもあり、
かなりお金がかけられている印象です。

大宮八幡宮から40分程度歩きましたが、
こちらまで来て良かったという感じです。

谷中稲荷神社の場所は方南町駅と笹塚駅のちょうど中間くらいですので、
笹塚駅へ向かうことに致します。

2時間程度のショートトリップでしたが、
密度の濃い時間を過ごさせて頂きました。

2019年11月19日火曜日

大宮八幡宮 ~ 武蔵国の三大宮の一つ ~

理性寺を後にして、大宮八幡宮へと向かいます。
歩くこと5分くらいで、南参道の入口の大きな鳥居が目に入ります。
正参道の一の鳥居よりこちらからのが人が多い印象ですね。

(大宮八幡宮 - 南参道鳥居)

(大宮八幡宮 - 一の鳥居)


大宮氷川神社、秩父神社と並んで武蔵国三大宮と称される大宮八幡宮、
都内3番目の広さの境内は約15,000坪もあるので圧巻の雰囲気です。

(大宮八幡宮 - 神門)


大宮八幡宮は、1063年(康平6年)に、源頼朝が奥州平定からの凱旋の際、
京都・岩清水八幡宮より御分霊を頂き創建されたといわれます。

早速、参拝させて頂きます。
平日の日中ですので参拝客もそれほど多くなく、
ゆっくりとお参りすることができました。

(大宮八幡宮 - 拝殿)

左手奥には境内末社の若宮八幡神社・白幡宮・御嶽榛名神社と
大宮稲荷神社・三宝荒神社が、
右手には菅原道真公ゆかりの大宮天満宮がございますので、
あわせてお参り致します。

(若宮八幡神社・白幡宮・御嶽榛名神社)

(共生の木)

(大宮稲荷神社・三宝荒神社)

(大宮天満宮)


都心の神社ではありますが、森の中にあるような雰囲気で、
落ち葉を掃く箒の音が心地よく聞こえてきました。

最後に「多摩清水社」にも寄らせて頂きます。
こちらは長寿のご利益のあるご神水で有名です。 

(多摩清水社)

(神水はこちらから)


いや、久しぶりに充実した時間を過ごさせて頂いたという気分です。
また、改めて参拝させて頂ければという感じです。

当初はこのまま帰ろうかと思いましたが、
方南一丁目に 大宮八幡宮境外社の谷中稲荷神社がありますので、
2.5Km程歩いて向かうことに致します。