2015年7月31日金曜日

大連・旅順・瀋陽の旅 ⑰ ~ バスで203高地へ ~

 続いて、旅順での最終目的地である203高地へと向かいます。
203高地へが5路バスで終点の「石坂桥」下車となります。
といいながらも、この終点のバス停から203高地までは結構歩きます。
203高地の登山口まで私の足で25分くらいかかりました。
大抵の方は、登山口まで車で行くようですので、あまり歩きたくない方は、
タクシーなどで行かれるのがいいでしょう。
入場料は30元、博物館や刑務所は無料でしたが、
ここではしっかりと入場料が取られます。

(再び、友誼路バス停から出発)

(5路のバス、普通の住宅街をバスが走ります)

(バス下車後、坂の上を登って行けば203高地へ到着)

(二0三景区の石碑が見えてきます)

(二0三景区のゲート)

(二0三飯店という食堂もあります)

(車道をひたすら歩きます)

(売店のあるスペースが登山口)

(ここから登って行きます)






























































































































































203高地は、1904 - 1905年の日露戦争でロシア海軍の基地のあった旅順港を巡る
日露の争奪戦による激戦地となった場所です。
203高地は海抜203メートルからとられたので、それほど高くないのでしょうが、
行ってみると思ったより、高所にある印象ですね。
最大のスポットである、爾霊山記念碑までは、徒歩10分程度です。

(砲台)

(旅順を見下ろす)

 (爾霊山記念碑(忠魂碑))

(ロシア軍指揮所)

(石垣が一部残ります)






























































































さて、旅順観光は終了、大連へと戻ります。
再び5路のバスで市中心部の「中心広場」へ向かい、
そこから徒歩で旅順バスターミナルに行くルートをとりました。
大連までは、1時間30分程度かかりましたが、無事、到着です。

(石坂桥バス停)

(石坂桥バス後ろの複合施設)

(快軌202路が近くを通ります)

(再び5路バスに乗車)

 (中心広場、賑やかな広場です)

(旅順バスターミナル)

(大連行きバス)

(大連に到着)



大連・旅順・瀋陽の旅 ⑯ ~ 旅順博物館・旧関東軍司令部へ ~

 旅順観光で外せないポイントしてあげられるのが、ここ「旅順博物館」、
旅順ヤマトホテルからも徒歩2~3分のところにあります。
主館と分館の2つの建物があります。

(旅順博物館入口)

(旅順博物館・分館)




































旅順博物館の分館も結構立派な建物なので、最初はこちらか主館かと思ってしまいました。
旅順博物館と言えば、「大谷コレクション」が有名ですが、こちらにも、
大谷コレクションのシルクロード関係の基調なコレクションを見ることができます。

(シルクロード文物展の入口)

(往時の生活が学べます)


(往時の生活が学べます)

(解氏墓表)

(こじんまりとしていますが、充実したコレクションが展示されています)

(馬に乗る兵士)









































































































こちらでは、シルクロード以外にも、中国の石器時代からの歴史を時系列で展示した
コーナーがあります。

さて、続いては本館へと向かいます。
こちらは、1917年関東都護府によって開館、1919年に関東庁博物館と改称された
歴史ある博物館です。

ちなみに、入場の際にパスポートの提示を求められました。
パスポートは持っていなかったので、パスポート・コピーで何とか代用可能でした。
何も持っていなかったら入れなかったかと思うと、ぞっとします。

(旅順博物館・主館)

(関東庁博物館であったことを示す碑)




































主館については、建物自体にも価値があると言えます。
建物は広々としていて、圧倒される迫力のようなものがあります。
こちらでの最大の見どころは、大谷探検隊の発掘したミイラです。
残念ながら、これだけは写真撮影禁止でお見せできませんが、
保存状態も奇跡的によく、一見の価値ありです。


(旅順博物館主館のエントランス)




































旅順博物館のあるエリアは公園のような感じになっていて、
その一角にあるのが、「旧関東軍司令部(旧关东军司令部)」です。
こちらは1903年建造だそうで、かなり古い建物です。
現在は、関東軍司令部旧址博物館として使われているそうですが、
博物館はクローズしていました。

(旧関東軍司令部(旧关东军司令部)



















さて、ここから旅順での最終目的地である203高地へと向かいます。



2015年7月30日木曜日

大連・旅順・瀋陽の旅 ⑮ ~ 旅順でランチ・潘家拉面馆二部 ~

 さて、昼食時間となりましたので、一旦、旅順ヤマトホテル方面へ戻ります。
この付近には、大衆的な食堂がけっこうありますが、庶民的で清潔そうなこちらに決めました。
(潘家拉面馆二部)



















まずは、ビール。凱龍というビールですが、なかなかすっきりした味です。
大連の他のレストランで見ることも多かったこのビール。
他のビールに比べてお値段は安めのようで、こちらの店では1本3元。安い!

(凱龍干啤酒)



















何を食べるか迷いましたが、メニュー一番上にあるのがお勧めではないか?
と勝手な解釈に基づき「牛肉刀削麺」(15元)をオーダーします。
麺はもっちりとしてなかなかの美味です。牛肉も味がしみていてなかなかです。
思ったよりもかなり量が多かったです。

(メニューは結構ありますね)

(牛肉刀削麺)

(のんびりとした雰囲気の店内)























































ちょっとだけのんびりしたところで、旅順博物館へと向かいます。



大連・旅順・瀋陽の旅 ⑭ ~ 旅順ヤマトホテル・ 旧旅順師範学堂 ~

 さて、次の目的地は旅順ヤマトホテル。
旅順火車駅バス的から18番のバスで最寄の友誼路(友谊路)へと向かいます。

(火車駅(火车站)バス停)

(頻発する18番バスで向かいます、料金は1元)




































(友誼路バス停)
























途中、廃墟風の建物が多く、旅順における当エリアの位置付を暗示させます。

(廃墟風の建物が多いエリアです)



















さて、旅順ヤマトホテルへと到着です。
1903年竣工の歴史ある建物で、最近までは軍の招待所として使われていたそうですが、
今現在は廃墟同然の姿となっています。
わずかに、入口附近の見事(であった)らせん階段を隙間から見ることができます。
 大連、瀋陽のヤマトホテルが現役のホテルとして使われていることを考えると
残念の極みですね。

(廃墟風の建物が多いエリアです)

(正面横から、かなり建物が傷んでいます)


 (旅順ヤマトホテル・横から)

 (ガラス越しに無理やりとった写真、らせん階段が残っているのがわかります)

 (1927年に川島芳子(金璧輝)が結婚式をここで挙げたことが記載されています)

 (大和旅馆旧址のプレートは新しくて立派ですが。。。。)









































































































こちらの旅順ヤマトホテルから通りを挟んで建つのが「旧旅順師範学堂」です。
こちらも20世紀初頭の建物で歴史を感じさせる建物ですが、
何か放っておかれている感じですね。
一応、プレートがあるので、保存する意思はあるのだとは思いますが、
このままでは哀れという感じです。(旅順師範学堂であったことを示すプレート)

(旧旅順師範学堂)

(旧旅順師範学堂・左側)

(旧旅順師範学堂・右側)

(旅順師範学堂であったことを示すプレート)







































































旅順ヤマトホテルと旧旅順師範学堂の間の通りは公園風になっており、
お年寄りが将棋やトランプで楽しんでおりほのぼのとした雰囲気です。
こちらから徒歩3分程度離れた場所にあるのが「旧粛親王府」。
こちらもかなり朽ちているのでは?と想像しましたが、
かなり立派にリニューアルされています。
逆にきれいになりすぎていて、リアル新築物件のようになっています。

(旧粛親王府遠景)


 (旧粛親王府正面)