2017年3月14日火曜日

市ヶ谷駅周辺散歩 ① ~ 東郷元帥記念公園 ~

 市ヶ谷での軽いランチを済ませた後は、東郷元帥記念公園で一休みしました。
こちらは住所的には千代田区三番町となります。
公園には「番町」という名前を由来したプレートもあります。

番町の由来ですが、簡単に説明すれば、
「江戸時代の旗本で将軍を直接警護するものが大番組と呼ばれており、
大番組の住所がこちらにあったことから【番町】という地名になった。」
ということになります。

(統合元帥記念公園)

(三番町の由来を説明しています)

(のんびりとした雰囲気です)
























































私もご尊敬申し上げる、東郷平八郎元帥海軍大将は、
この地に1881年(明治14年)から1934年(昭和9年)まで暮らしていたとの事です。
日露戦争が、1904年(明治37年)2月8日 - 1905年(明治38年)9月5日)
ということを考えますと感慨深いものがあります。
記念公園となったのは、1938年(昭和13年)からだそうです。

(東郷元帥記念公園内の一角)

(公園の沿革)

(力石があります)
























































 平日の昼間ということもあり、子供とお年寄りのオアシスの場という感じですね。
ちょうど花もきれいに咲いております。

(公園下部から見上げます)

(きれいですね)






































 折角ですので、付近にあるもう一つの観光スポットである
「網野菊旧居跡」へ向かいます。
こちらは、東郷元帥記念公園の斜め前に位置する、
四番町図書館の一角にあります。

(四番町図書館)

(網野菊旧居跡)






































 プレートには
「網野菊(1900~1979)は「光子」、「さくらの花」に麹町界隈の庶民生活を描いた。
幼少の頃よりこの地に親しみ、昭和17年からは空襲で焼けるまでここに住んだ。」
と記載があります。
残念ながら、旧居跡を示すのはこちらのプレートのみです。

さて、再び東郷坂を登って、市ヶ谷駅へと戻ります。

(東郷坂)






2017年3月13日月曜日

栄閑院猿寺 ~ 杉田玄白のお墓へ ~

 NHK放送博物館周辺ですが、お寺の多いエリアとしても知られています。
その中でも一番有名なお寺がこちらの浄土宗寺院の「栄閑院」です。
こちらの石碑でお分かりのように、こちらは「杉田玄白の墓」のあるお寺です。
杉田玄白と言えば「解体新書」、日本人で知らない人はいないと言えるほどの有名人。
当ブログでも、以前、明石町散歩の項で「蘭学事始の地」
で取り上げたことがありますね。

明石町散歩 ① ~ 日本近代文化事始の地 ~

さて、こちらの寺院ですが、それほど広くはありませんが、
猿寺としても知られるだけあり、猿がいっぱいです。

(久遠山 栄閑院猿寺)

(猿塚があるのは珍しいですね)






































そして、杉田玄白のお墓ですが、寺院正面を向いて右側にあります。
手書きの案内図がありますので、お墓はすぐにわかります。

(杉田玄白先生之墓 入口)

(こちらがお墓です)

(史跡の石碑がないと通り過ぎそうです)
























































虎ノ門ヒルズという最新スポットの近くに、
こういった寺院が残っているのも虎ノ門・神谷町エリアの魅力と言えます。
まだまだ、散策は続きますが今日はこれまでとします。

ご参考までに、お寺の入口にある「都史跡 杉田玄白墓」
のプレート写真と全文書き起こしを記載します。

都史跡 杉田玄白墓

所在 港区西久保巴町九八 栄閑院内
指定 昭和四十一年三月十七日

杉田玄白(一七三三~一八一七)は江戸中期の蘭方医、蘭学の祖である。
若狭小浜藩の藩医杉田甫仙の子、名は翼、字は古鳳、号は鷧斎、九幸翁など。
江戸に生まれ、西玄哲に外科、西幸作にオランダ外科を学んだ。
前野良沢、桂川甫周らとオランダ語解剖書を翻訳した『解体新書』は
日本医学史上画期的な文献である。
文化十二年(一八一五)に脱稿した『蘭学事始』は
『解体新書』翻訳の苦心談を開創した点で有名である。
このほか「形態夜話」「野叟独語」などの著書がある。

昭和四十三年三月一日 建設
東京都教育委員会



2017年3月12日日曜日

NHK放送博物館 ~ 無料で楽しめる世界最初の放送専門博物館 ~

 ランチで愛宕神社近くまで来たので、今回はNHK放送博物館へ寄ることにします。
こちらは愛宕神社に隣接している施設ですが、
私が愛宕神社に来る時は何故かいつも休館で入れなかったところです。
今回はちょっと時間もあるので寄ってみることにします。

(愛宕山とNHK放送博物館)




















まずはこちらの「愛宕隧道」脇のエレベーターで上へ、
と思ったらエレベーターは修理中。階段を使って向かいます。
ちなみにこちらの愛宕隧道ですが、東京23区内唯一の「山岳トンネル」です。
というのも、愛宕山は標高25.7メートルの天然の山なのです。
こちらのトンネルは、昭和5年(1930)竣工という古いもので、
文字通り、昭和の香りを今に伝えるトンネルでもあります。
標識も「道隧宕愛」と威厳のある文字で記載されていますね。

(まさに昭和のトンネル 愛宕隧道)

(道隧宕愛の文字に歴史を感じます)






































とこちらが、NHK放送博物館です。
入場は太っ腹なことに無料!館内は基本的に写真撮影禁止ですが、
所々、撮影OKのエリアもあります。

(NHK放送博物館 全景)

(写真撮影OKのエリア)

(お子さんと行っても楽しめます)
























































さて、このNHK博物館。結論から言うと、なかなか面白かったです。
特に、ヒストリーゾーンでは、国内初のラジオ放送から現代に至るまでを、
貴重な展示物の展示とともに、丁寧に説明されており、非常に勉強になりました。
当時のラジオ・テレビの影響力がいかにすごいかを再認識するいい機会にもなりました。

今回はお昼休みを利用しての訪問だったので、
近々じっくりと見るべく、再訪したいと思いました。




2017年3月11日土曜日

クラフトビアマーケット 虎ノ門店 ~ 評判のハンバーグを頂きました ~

 30種類の樽生クラフトビール(地ビール)が飲める名店にお昼に突撃です。
本日のランチは3種類で、ビールカレー、ハンバーグ、ローストポークグリルです。
ローストポークグリル(お肉大盛無料!)にも心惹かれ、
目の前を通過するポークの迫力に押されそうになりましたが、
今回はネットでの評判も高い、ハンバーグに初志貫徹でチャレンジです。

(クラフトビアマーケット 虎ノ門店)

(店頭のランチメニュー お弁当もあります)

(テーブルのLUNCHメニュー)

(カウンターで、本当はビールが飲みたいですが。。。)










































































 こちらの店舗、人気店だけあり、店内は激混みです。
と言っても、店員さんがテキパキとうまいこと回しているという感じで、
好感がもてますね。いい雰囲気です。
座席の高い脚の椅子は好みが分かれるかもしれませんけど。

(スープはなかなか具沢山)

(彩も鮮やかなサラダ)

(ハンバーグ)

(ふっくら感が伝わるでしょうか?)










































































 まずは、スープ。こちらは、野菜もたっぷりでいけますね。
続いて、サラダ。こちらはお洒落な感じですね。
そして、メインのハンバーグが到着です。
ハンバーグですが、一言で言えば「ふっくら」という感じでしょうかね?
なかなかユニークな食感です。
と言っても、お肉の味はしっかりとしていて、食べごたえはあります。
ソースもちょっと変わっていて(みそクリーム煮込み)GOODです。
こちらのハンバーグ、ソースが日替りということもあり、
色々試してみたいと思わせるものがありますね。

 お弁当もありますので、付近の方は要チェックのお店ですね。

2017年3月10日金曜日

魚の種類が豊富!好文亭 @ 日比谷セントラルビル

今回はお魚ランチです。
場所は日比谷セントラルビルの地下1階で、日比谷駅や内幸町駅から近い立地です。
こちらは、魚系ランチのメニューが豊富なことで知る人ぞ知るお店です。
店頭には写真のメニューと実物展示とがあり、
食事が非常にイメージしやすいのが特徴ですね。

(日比谷セントラルビル地下1階の好文亭)

(店頭の写真のメニュー)

(ランチ実物の展示もあり)
























































今回は、店頭メニューも上品に映る、「ぶり塩焼」をオーダー致します。
食事を待つ間、テーブルに目が行きますね。
生玉子は一つは無料、2つめは50円という良心的な設定。
さらに、梅干しの器が置いてあるのも高ポイントです。

(生玉子)

(梅干)






































と、ブリが到着です。

(ぶりの塩焼き定食)

(ぶり - しっぽに近い部分でした
大根おろしもたっぷり!)

(冷奴 with 鰹節)

(味噌汁)

(デザートのパイナップル)





























































































部位の関係でイメージしているビジュアルとは違いますが、
むしろ、ちょっと大き目な感じで得した気分です。
ブリの方は、予想通り、上品な味わいで、素材の旨みがダイレクトという感じです。
皮の部分もパリパリで塩味が効いていて美味しいですね。
お味噌汁も葉野菜たっぷり。
最後に、卵かけご飯と冷奴(鰹節がいい味出してますよ!)を食べておしまい。
ついでに、お茶も美味しく、空席もあるようなのでちょっと寛がせて頂きました。

会計時には、「相席ですいません」という一言の気遣いもうれしい限りです。
いやいや、都心のランチは相席が常識ですよ!と心で呟き、
軽く会釈して店を後にします。
好文亭割烹・小料理 / 内幸町駅虎ノ門駅新橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.2