2019年1月12日土曜日

イタリア旅行 まとめ ⑦ イタリアに行くなら"sciopero " という単語はとりあえず覚えておこう

sciopero (ショーペロ)  = ストライキ ~ この言葉は頭の片隅に! ~

イタリアにせっかく行くならばイタリア語を勉強せねば!
という方も多いかと思います。
"Buon Giorno" (=おはよう)だけでも覚えて行けば、
現地のイタリア人の反応が違いますし、
イタリア語は発音自体はカタカナ読みでもかなりの確率で通じますので、
勉強しがいがあるとも言えます。

そんなイタリア語ではありますが、まずは覚えておくべき言葉として、
sciopero (ショーペロ) を挙げたいと思います。
scioperoはストライキの意味です。
純粋な日本語だと「同盟罷業」だそうですが、かえってわかりにくいですね。

(バス停の電光掲示板にSCIOPEROの文字が!
- 意味が分からないと来ないバスをずっと待つことに!)


















イタリアでは様々な団体・組合がストライキを行います。
旅行者にとっては、公共交通機関やタクシーのストライキが
スケジュールを直撃致します。

しかもストライキの予告はせいぜい数日前と言うことも多いので、
旅程を作成するときに調整することは困難です。

従って、イタリアのストライキ対策として以下が有効です。

① 帰国前日は空港から近くの場所に宿泊する。
 空港まで3時間とかかかる都市から移動する場合、
 移動手段が鉄道しかなくて鉄道がショーペロで動かなければ、
 最悪帰国できないし、タクシーだととんでもない料金がかかる。
 (イタリアにはこれに普通の遅延というリスクがありますので、
 帰国日にあまり遠くにいるのはお勧めできません。)

② 空港までのルートは複数押さえておく必要あり。
 上記の例であれば、鉄道で空港へ向かうつもりでも、
 バスで行けるか事前にチェックしておく。

③ 大都市観光の場合、地下鉄・バスなどをフル活用する計画の方も多いが、
 万一、地下鉄もバスも動かない場合は、
 徒歩で回れる範囲の場所を先に回るなど、
 一応、シミュレーションをしておいた方が無難。

④ ストライキは組合毎、団体毎のことが多いので、
 ストライキの対象は何かを把握する必要がある。
 「公共交通機関がストライキ」と言っても、
 地下鉄だけだったり、バスだけだったりします。
 たまたま、自分が利用する路線は普通に動いている!
 なんてこともあるのでややこっしいことがあります。

私は今回の3週間の旅行で2度のストライキに出くわしました。
最初のナポリでの出来事についてはこちらに記載してあります。
▼▼
イタリア旅行 ㊷ ナポリでsciopero (ショーペロ) ~ 勘弁してよ! ~

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