2019年1月4日金曜日

イタリア旅行 まとめ ① イタリア旅行にはB&Bがお勧め!でも注意も必要!

今回のイタリア旅行では、トラパニを皮切りに、パレルモ、レッジョディカラブリア、
サレルノ、ナポリ、オルビエート、シエナ、ティボリと8か所でB&Bに宿泊しました。
ホテルに泊まったのはモンテプルチアーノのみです。

B&Bに宿泊する一番のメリット「コスパが良い!」これにつきます。
都市によっては、B&Bの宿泊価格がホテルの最低価格の
半額程度というのも珍しくはありません。

また、私が今回宿泊したB&Bの価格帯は€35~€50程度ですが、
同じ価格帯のホテルは設備的に難のあるところも少なくないですね。

(シエナのバカンツェ・セネジ -
€50/泊で広々としたトリプルルームへ宿泊)



















そんな私が今回8か所のB&Bに宿泊した経験を踏まえて、
B&Bの選び方について気が付いたことをまとめたいと思います。

① Booking.comの好スコア施設にハズレなし

今回の旅行で利用したホテル予約サイトは Booking.com です。
【Booking.com】を選んだ理由は下記の通りです。

・B&Bの取り扱い件数が多い
・サイトが見やすい
・口コミの信頼度が高い

私のように比較的安い施設を探す場合、
”料金が低い順"で並び替えを行い、
その中でスコアが高いものからピックアップするという方法がよいかと思います。

施設・設備などで絶対ないと困るものは事前チェックですね。
Wi-Fiや冷房はない施設もあります。
日本の感覚であって当然と思わない方がよいですね。

私は今回の旅行ではスコア9以上をベースに考えましたので、
基本的にはハズレと言える施設で宿泊することはありませんでした。
時間がない場合は、このスコアだけで選んでも
大きな失敗のリスクは低いかと思います。



② ホームステイのように滞在 VS ホテルのように泊まる 

B&Bは大きく2つに分けられると思います。
一つは、自分が元々住んでいる建物の一角を旅行者に貸し出すタイプ、
もう一つは、B&B用に建物の一部を丸ごと改築し貸し出すタイプです。

前者は比較的ホームステイに近い形と言えますね。
オーナーが同じ建物に滞在しているのでいざという時安心だし、
何かあればオーナーに色々聞けて便利というメリットがあります。
一方、常にオーナーが共用部にいたりすると
落ち着かないというディメリットもあります。

(パレルモのStella Maris -
普通の部屋をそのまま貸し出したという雰囲気)


















後者はホテルに近い形と言えます。
受付時だけオーナーは施設にいるパターンなので
何かあると不安ですが、
特に干渉されることもなく、夜遅く帰ろうが気を使うでもなく、
気楽に滞在できるというメリットがあります。

(TrapaniのLa Bussola -
ホテルのシングルルームのような雰囲気)



















イタリア人ホストとの交流を楽しみたいなら前者、
気軽に滞在を楽しみたいなら後者と、
自分のニーズに会わせて選んだ方がよいかと思います。

実際宿泊する施設が上記のどちらかを判断するのは難しいですが、
Booking.com には施設の写真がありますのである程度わかります。
また、口コミを注意深く読めば、
オーナーがいつも施設にいるのかそうでないかは何となくわかることも。
この点では、TripAdvisor の口コミも非常に参考になります。

③ B&B宿泊の注意事項

・フロントは24時間ではないので到着時間は事前に言っておいた方が無難

前述したように、B&Bの中でもオーナーが同じ建物に住んでいれば、
いつ到着しても誰かしらいるので安心ですが、
オーナーが別の場所に住んでいる場合は、
チェックイン可能時間に行っても誰もいないというケースがあります。
従って、事前にチェックインする時間は連絡しておいた方が無難です。

Booking.com ではチェックイン・チェックアウトが可能な時間がわかります。
B&Bの場合は、夜と早朝は対応していないケースが多いのでご注意を!
(朝早い場合は、鍵を置いて勝手に出ていくことが可能なケースが多いですが、
   100%確実ではありません。)

なお、基本的にはオーナーが別の場所に住んでいるケースでは、
事前に宿泊先から何時に到着するか問い合わせがありますが、
なくても事前に連絡しておいたほうが無難です。

・建物に看板なし!

建物にはB&Bの看板がないことがほとんどです。
共同住宅の一室がB&Bというケースが多いので、
めざす建物の前に行き、呼び鈴の名前を見て初めてわかることも!
きちんと住所を確認していかないと、
建物にたどり着けないかもしれないのでご注意を!

・鍵の開け方・閉め方は事前に確認

B&Bの場合、
①建物に入るための鍵
② B&Bに入るための鍵、
③ 自分の部屋に入るための鍵
と最低3つは鍵があると考えた方がよいです。

イタリアの建物の鍵は古いので、日本の感覚で鍵を指して回せば
ドアが開くと考えるのは危険です。

例えば、鍵を1回ではなく2回まわさないと開かない!
鍵を指したあとちょっと戻して回さないと回らない!
とか色々なパターンがありますので注意が必要です。

そんなわけですので、一応オーナーがいるうちに
すべてのドアをちゃんと開けられるか確認した方が無難です。

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