2019年1月21日月曜日

住吉駅から扇橋閘門へ ① 猿江神社へ

本日は住吉駅から小名木川方面への散策レポートとなります。
まずは、今回の散策のメインであります猿江神社へと向かいます。

猿江神社は、源頼義・義家親子の家臣で数々の奉勝を立てた
「猿藤太」という武将に深く関係のある神社です。

猿藤太は此の地の入江で力尽きたのですが、
猿藤太の「猿」と入江の「江」の字を取り結び
「猿江」という社名になったとのことです。

(猿江神社)




















神社の周辺は昔ながらの住宅街といった雰囲気ですが、
この付近は比較的神社仏閣の多いエリアとなります。

それでは早速参拝へと向かいます。
社殿は1931年 (昭和6年) に建てられた鉄筋コンクリート御造りです。
戦災をも逃れたこの社殿ですが、レトロな雰囲気の中に風格も感じられます。

(猿江神社 - 拝殿)




















続いて境内社にも参拝致します。

まずはこちらの藤森稲荷神社へ向かいます。
小規模ながらも、江戸時代初期には本所横網町の江戸幕府御用材木蔵に
すでに祀られていたと伝えられる歴史ある神社です。
昔のものと思われる扁額が残っているのが印象的です。

(藤森稲荷神社)

(扁額が印象的です)





































続いて馬頭観音社へ。
お社に囲まれてはおりますが、内部は馬頭観世音の刻印の上より「馬」の絵を彫り、
「馬方」の絵の石と併わせた、大小1対の碑となっています。
そんなわけで、競走馬関係の参拝も多いとのことですが、
勝負に勝つ!というご利益もあるとのことです。

(馬頭観音社)

(馬頭観音社 - 馬の彫刻が見事)





































住宅街にあるのでどことなくのんびりとした雰囲気の神社ですね。
境内では保育園に送りに行く途中の女性が談笑する姿なんかも見られました。

アクセスは東京メトロ半蔵門線・都営新宿線の住吉駅から徒歩5分程度。
ちょっと微妙な場所ですが訪れる価値は十分にありですね。

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