1回目のナポリについては詳しく記載致しました。
2回目のシエナについてもう少し詳しく記載したいと思います。
シエナからローマ経由でティボリに向かう際に、
トレニタイリアがストライキを実施中!というのでまずびっくり!
こちらの貼り紙によれば、
2018年7月21日21時~7月22日21時まで、
Trenitaliaは全国的にストライキを実施しますよ!
と言うことです。
(ショーペロを告げる手書きの貼り紙) |
最初の反省点はストライキはすでに前日夜には実施されていたので、
電車で行く予定をバスに変更しておくべきだったかな?
と言うことです。
ただ、駅の様子を見ると少々おかしいことに気が付きます。
確かに窓口の電気は消えており、駅員はいないのですが、
電車を待っている人はいるし、電光掲示板にも電車の案内はあります。
窓口は閉まっているけど自動券売機は使えるようです。
(キャンセルされた電車もあるが基本電車は動いているようだ - 下段にはsciopero実施中という文字も) |
シエナ鉄道駅からバスステーションまでは結構歩きますので、
いまさらバスで行くというのも面倒です。
まあ何とかなるだろうと切符を買って列車を待つことに致します。
ちょうど駅員(車掌)がいたのでショーペロだけど電車は動くか聞いてみると、
「窓口は閉まっているけど電車はちゃんと動いているからここで待ってろ!」
と面倒くさそう、かつ、エラソーに言われたのでそのまま待っています。
電車は少々遅れはしたものの、ちゃんと来ました。
乗換駅のGrosettoでもチェックしましたが状況は同じ。
窓口に人気はないですが、それなりに電車を待っている人はいる状況です。
(Grosseto駅の窓口も閉まっていて無人) |
そんなわけで無事に Roma Termini 駅に到着したのですが、
Roma Termini 駅は何事もなかったように普通に営業していました。
ストライキが終結したのか、最初からローマでは
予定されていなかったのかわかりません。
(Roma Termini駅は通常営業に見えた) |
上記で何が言いたいかというと
① 全国レベルでショーペロですよ!と言っても実際は異なることが多い。
今回のように窓口だけ閉まっているというケースは
自分の経験からもそれほど珍しいことではない。
② 従って、今回のショーペロを事前に知っていれば安全策でバスで行くのがベター。
しかし、どうしても電車で行きたいという場合は、
とりあえず駅に行ってみると、今回のように電車が動いていることもある。
と言ったところですね。
ナポリでショーペロに出くわした時にも、
「バスも地下鉄も17時から動くから安心しろ!」
とか言われましたが、実際に地下鉄が動いたのは18時頃だし、
バスに至っては結局走っているのを見かけませんでした。
このように、地元のイタリア人でさえも
状況を把握できないケースが多いという心積もりは必要です。
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