金王八幡宮は渋谷駅から徒歩5分程度の位置にありながら、
付近は渋谷駅周辺の雑踏とは全く異なる雰囲気ですね。
金王八幡宮はの歴史は古く1092年(寛治6年)まで遡ります。
渋谷氏の祖である河崎基家よって創建され、
その後の江戸時代には徳川将軍家の信仰を得て、
3代将軍徳川家光の乳母春日局は神門、社殿を造営したとされ、
その後度々修復をされてはいるものの、当時の建築様式をとどめた貴重なものです。
境内は広々としており清々しい空気が流れますね。
場所柄、普通に休憩している人もいますが、
平日の午後だけあり参拝客も疎らで落ち着いて参拝できますね。
まずはこちらの大鳥居をくぐって参拝へ向かいます。
(金王八幡宮 - 大鳥居) |
こちらの先にあるのが渋谷区指定有形文化財でもある神門です。
ちょっと濃いめの朱色の落ち着きある美しいもんですね。
(金王八幡宮 - 二の鳥居) |
(金王八幡宮 - 神門) |
手水舎も趣のある雰囲気を醸し出しています。
しっかりと清めて、気を引き締めて参拝へ向かいます。
(金王八幡宮 - 手水舎) |
こちらが社殿です。
神門同様渋谷区指定有形文化財に指定されています。
こちらの彫刻は必見!溜息のでる美しさですね。
(金王八幡宮 - 社殿) |
(彫刻は必見!) |
社殿正面には渋谷区天然記念物の金王桜がございます。
江戸の郊外三銘木のひとつに数えられる源頼朝ゆかりと伝わる銘木です。
ただ、冬に訪問したのでちょっと残念!
(金王桜) |
また、社務所の隣にある宝物殿も必見ですね。
都内に現存する最古の神輿を間近で見ることができます。
(古い御御輿など小規模ながら見応えあり!) |
境内には境内社も多くありますが、金運アップで有名な玉造稲荷神社には要注目です。
渋谷も明治の頃までは稲作が盛んと言うことで稲荷神社があるわけですが、
長い歴史でみれば渋谷も大きな変動を遂げたということですね。
(玉造稲荷神社) |
(金王丸御影堂) |
(御嶽社) |
じっくりと境内を見させて頂き濃密な時間を過ごしたという感じです。
渋谷駅からちょっと足を伸ばすだけですので、
もっと多くの方に参拝頂きたいですね。
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