2018年10月31日水曜日

イタリア旅行 ㊷ ナポリでsciopero (ショーペロ) ~ 勘弁してよ! ~

ナポリ考古学博物館で古代のロマンを堪能した後は、
サンタルチアの方でも行こうかな~、と地下鉄へ向かいます。
ところが ムゼオ駅の入口に到着すると駅の入口は閉鎖され、
入口付近には多数の人が待っています。
イヤな予感がしましたが、やはりイタリア名物のsciopero (ショーペロ) 、
要するにストライキです。

(Linea1 の Museo駅は閉鎖中)

















待っている人の何人かに聞いてみると、
「心配するな!地下鉄のストライキは午後5時に解除される予定だ!」
とのことですが、この時間もあてになりません。

また、「バスは全面ストライキでなく間引き運行らしい。
だからバスも当てにならない!」とも。

しかしよくよく聞いてみると、ストライキの主体は
ANM (Azienda Napoletana Mobilità SpA) とのことで、
Trenitalia はストライキに加わっていないらしいです。

Linea1のMuseo駅とLinea2のピアッツァ・カヴール駅は
相互乗り換え可能な駅でですが、
地下鉄1号線はANMの運営なのでストライキ中、
地下鉄2号線はトレニタリアの運営なので通常運転中らしいです。

そんなわけで、地下鉄2号線へ向かいます。
なるほど、確かに地下鉄2号線は動いていますが、遅延のオンパレード!
しかし、60分遅れの電車がすぐきてラッキーということで、
とりあえず、モンサントへ向かいます。

(ritardo-遅延だらけの掲示板)

(Piazza Cavour駅に滑り込む地下鉄1号線車両)

































最初はモンテサント鋼索線 (Funicolare di Montesanto) に乗ろうと思ったのですが、
何故かここは、今まで動いていたのにこれからストライキに入るらしい。
別にストライキが解除されたわけはないのね。

(ケーブルカーのモンテサント駅)

(この付近は庶民的な下町)

































そんなわけで、予定を変更して卵城 (Castel dell'Ovo) まで歩くことに致します。
トレド通りはナポリの目抜き通りといった感じで、
ウンベルト1世のガレリアあたりからはナポリの主要観光スポットが多く、
ナポリの中心地と言った感じです。

(トレド通り)

(スペイン地区への坂道)

(Galleria Umberto I)

(ヌオーヴォ城 - Castel Nuovo)
































































王宮から卵城辺りまで来ると、港町ナポリという雰囲気が色濃くなりますね。
付近には高級ホテルも多いです。

(王宮 - Palazzo Reale)

(プレビシート広場とサンフランチェスコ・ディ・パオラ聖堂)

(サンタルチア地区)

(卵城)
































































帰りはうまいことバスが来ればいいな~と思っていましたが、
バスを待っている人に聞くとやはりいつ来るかわからないとのこと。

(バス停にも"SCIOPERO"の掲示が)

















それじゃ地下鉄の駅まで歩きますか、流石に動いているだろ!
と思ったらこれだけは当たり!
ちゃんと地下鉄は動いていました。

(幻想的なトレド駅改札)

(地下鉄1号線)

































地下鉄1号線のトレド駅から終点のガリバルディ駅まで乗って
なんとかB&Bに帰れました。

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