2019年1月17日木曜日

渋谷区神社巡り ① 穏田神社へ

原宿と言えば「ファッションの最先端」「若者の街」というイメージですが、
ちょっと離れれば落ち着いた住宅街という雰囲気に変わります。
そんな住宅街チックなエリアにひっそりと佇むのがこちらの「穏田神社」です。

(隠田神社 - 鳥居)



















穏田神社の御由緒は、東京都神社庁によりますと以下の通りです。

 "当社は旧穏田一円の産土神で、
天正十九年伊賀衆が穏田の地を家康より賜り給地となる。
以後この辺開け江戸時代は第六天社と称し明治維新の際に穏田神社と改称す。
ご祭神は美容、技芸上達、縁結びの神として尊崇される。"
(出典元: 東京都神社庁 隠田神社)

天正19年と言えば1591年ですから今から400年以上前ですね。

そんな隠田神社ですが、鳥居をくぐりますと独特の形状の狛犬さまが目に入ります。
肥前狛犬と呼ばれるものらしいですが、製作年代は不詳とのこと。
ただ、相当古いものであることは間違いありません。

(独特の形状の狛犬様)

(肥前狛犬に分類されるそうです)





































社殿へと歩を進めますと、こちらにも狛犬さまが!
こちらは随分と勇ましい感じですね。

(社殿と狛犬さま)



















社殿は都会の神社らしくコンパクトでスタイリッシュな感じです。
また、場所柄参拝客も多くにぎやかな雰囲気です。

境内にはこの他にも、境内社の「出世稲荷神社」や
「河野カタ女史像」があります。
河野カタ女史は漢方医薬の大家にして隠田神社のお社を寄進された方とのこと。

(出世稲荷神社)

(河野カタ女史像)




































都心の一等地にある神社としてはのんびりとした雰囲気の神社ですね。
穏やかな時間が流れているような印象を持ちました。

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