重願寺は1590年 (天正18年) に千葉邦胤の娘・不虚大禅尼によって日本橋郡代屋敷に草創、
後の1629年(寛永6年)に本蓮社願譽是哲上人により開山された古い歴史を持つ寺院です。
まずは立派な山門が目に入りますが、こちらは
「重願寺開創400年記念平成大復興(平成12年)」
の一環として建立されたものとのことです。
(不虚山重願寺) |
山門をくぐりまず目に入るのが「みまもり観音」です。
関東大震災や東京大空襲などでお亡くなりになられた方々のご冥福を祈り、
天災や戦争のもたらす悲惨さと平和の尊さを後世に伝えるために建てられました。
(みまもり観音) |
また、こちらには20歳で夭折された天才画家・関根正二が眠るお寺でもあります。
(重願寺) |
(関根正二墓の解説) |
さて、重願寺を後にして扇橋閘門まで歩いてみることに致します。
1976年 (昭和51年) 竣工の小名木川中間地点に位置する古い閘門ですが、
訪問した日は耐震補強工事のため施設は閉鎖中!残念!
(小松橋と扇橋閘門) |
(扇橋閘門の後扉) |
せっかくですのでもう少しだけ歩いて「小名木川地蔵尊」へ。
こちらも東京大空襲の旬災者を追悼するために再建されたものとのこと。
扇橋二丁目町会・小名木川地蔵尊維持会の皆様方により管理されているそうです。
本日は時間の関係で散策はここまでですが、
小名木川を渡るとちょっと町並も変わる感じですね。
扇橋閘門の工事が完了したころに改めて来てみたいと思います。
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