2019年3月27日水曜日

阿佐ヶ谷神明宮へ

中央線阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分の阿佐ヶ谷神明宮へ行って参りました。

阿佐谷神明宮の詳細なご由緒は不明ですが、
1836年 (天保7年) 刊行の『江戸名所図会』巻四によれば、
日本武尊が東征の帰途に阿佐谷の地で休息し、
のちに尊の武功を慕った村人が旧社地に一社を建て、
神明宮を勧請したのが始まりと伝えられております。

建久年間 (1190年 〜 1198年)には土豪・横井兵部(一説には横川兵部)が
伊勢神宮に参拝した折神の霊示をうけ、宮川の霊石を持ち帰り
神明宮に安置したと伝えられています。
この霊石は今も御神体として祀られていることより、
少なくともこの時期には間違いなく存在したようです。

それでは立派な大鳥居をくぐり境内へと向かいます。

(阿佐ヶ谷神明宮 - 大鳥居)




















境内は広々としており、空気感がいきなり変わるという感じです。
これまた立派な神門 (瑞祥門) の先には拝殿が見えてきます。
神明造の拝殿は美しいの一言!しばし見とれてしまいました。

(神門 (瑞祥門))

(拝殿)

HPによれば "かつて本殿と繋がっていましたものを切り離し、
壁などを取り払いまして参拝にいらっしゃる皆様が
この拝殿を通しまして本殿、摂社をお参りすることが出来るように致しております。"
とあります。
なるほど、よくわかります。

その本殿が本殿 (御垣内三殿) がこちらです。
中央の本殿には天照大御神が祀られており、
左右の摂社には、右に月読命、左に須佐之男命が祀られています。

(本殿 (御垣内三殿))




















参拝の後には境内社へもお参りさせて頂きます。

なかでも五角形の合格鳥居を持つ 天神社 (北野神社) は受験生に人気も高いそうです。

(天神社 (北野神社) )

(阿佐谷神明宮 - 元宮)





































また、能楽殿も忘れてはいけません。
その美しさは圧巻と言っても過言ではありません。

(能楽殿)



















全体的に清々しい空気が流れている神社という感じで、
その雰囲気に圧倒されましたね。

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