Google Map でルートをチェック致しますと、
堀ノ内熊野神社の正面は「向山遺跡」というのがあるようです。
調べてみると、向山遺跡はここ区立済美教育研究所敷地一帯を中心とした、
低地に広がる古墳時代後期 (約1,400年前)の集落跡だそうです。
1987年の発見なので割と最近のことですね。
と言っても、こちらの看板がポツンと立つのみで、
特に何があるわけではないようです。
(向山遺跡) |
しばらく行くと右手にライトな廃墟があります。
オフィス兼倉庫かなにかに使われていた物件のようですが、
既に使われてはいないようです。
(プレハブ風廃墟) |
(中は机や棚などが残されています) |
引き続き歩き、まずは和泉貴船神社に到着しました。
こちらは和泉熊野神社の境外末社となります。
和泉貴船神社の創建は社伝によれば文永年間 (1264年 ~ 1275年) と古いです。
境内の池は ”御手洗の小池” と呼ばれて、いかなる干天でも涸れることがなかったそうで、和泉という地名もここから来ています。
残念ながら、神田川改修工事や宅地化で昭和40年には涸れてしまったとのこと。
この話を聞いてから境内を眺めるとなんとも寂しい気持ちになりますね。
(和泉貴船神社) |
(和泉貴船神社内の池 - 水が全くありません) |
ここまでくると和泉熊野神社はすぐそこですね。
(和泉熊野神社) |
和泉熊野神社の創建は1267年 (文永4年) ですから、
先ほど参拝致しました堀ノ内熊野神社と同じです。
旧和泉村の鎮守で、今でも地元の人々からは
「和泉の鎮守さま」と親しまれているとのことです。
境内は都内にしては相当広く、くまの幼稚園も運営されています。
(くまの幼稚園) |
境内へと進めば、ちょっと小高い丘のような場所に社殿はあり、
回りの雰囲気はまさに「鎮守さま」のイメージ通りという感じです。
(拝殿へ向かい歩きます) |
(和泉熊野神社 - 拝殿) |
(神楽殿) |
(境内社 - 北野神社/御嶽神社/山神社の合祀殿) |
(境内社 - 稲荷神社) |
こちらの神社も良い意味で昔ながらの雰囲気が漂う神社ですね。
野鳥のさえずりなんかも聞こえて都内であることを一瞬忘れてしまいます。
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