2019年2月25日月曜日

東中野駅周辺散策 ⑤ 明徳稲荷神社

宝仙寺は学校法人宝仙学園を運営しており、
こども教育宝仙大学、宝仙学園短期大学、宝仙学園中学校・高等学校、
宝仙学園小学校、宝仙学園幼稚園が当時院に隣接しています。
ちょうど学校帰りの時間だったようで、
学生さんが多く活気がある雰囲気の中、明徳稲荷神社へ向かいます。

途中、昔ながらのレンガ塀が残る一角を見つけました。
こちらは「山政醤油醸造所のレンガ塀」とのこと。
建造は1899年 (明治32年)と推定され、中野での初期洋風レンガ構造物
と言われている浅田銀行本店を手掛けた中野在住の棟梁と弟子たちによって、
 醸造所の蔵とともに築かれましたものの一部を移設させたものです。

(山政醤油醸造所のレンガ塀)



















中々良い雰囲気で保存状態も良いのですが、
レンガ塀のぶつ切りのように見えなくもないですね。
もう少し長いものを取っておいて欲しかったですが、
あまり贅沢は言えませんね!

さて、ここまで来れば目的地の明徳稲荷神社はすぐそばです。

(明徳稲荷神社)




















明徳稲荷神社は中野村の名主であった堀江家の屋敷神として江戸時代に創建されました。
当時の屋敷は21,000㎡もあったそうです。
大正時代に地元の人達が堀江家から稲荷神社を譲り受け現在に至ります。

(明徳稲荷神社 - 社殿)




















境内はそれほど広くはありませんが、整然としていますね。
関東大震災と太平洋戦争で罹災している関係で古いものは残っていないそうですが、
唯一、手水鉢 (1867年 - 慶應3年) が残されているとのことです。

(手水鉢)




















これにて東中野周辺散策は終了、東中野駅に再び戻ります。

(東中野駅西口)



















東中野駅も西口は立派で近代的ですね。
ただ個人的には東口のちょっと寂れた雰囲気が好きです。
東中野も東口同様、
昔ながらの雰囲気が残っていてちょっとホッとしましたね。

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