2019年2月21日木曜日

西台駅周辺散策 ② 善長寺から蓮根氷川神社へ

西台天祖神社を後にして、蓮根氷川神社へと向かいます。
途中、善長寺を通りますので、立ち寄らせて頂きます。

(善長寺)



















曹洞宗寺院の福寿山善長寺は延宝年間 (1673年 ~ 1680年)に
円福寺第七世安山雲泰が隠居寺として創建したと伝えられています。

また、境内には西台大鷺神社がございます。
小さな神社ですが、年末には熊手市で賑わうようですね。

(西台大鷺神社)



















西台大鷺神社は比較的新しい神社で、西台村の杉本幸右衛門の長女トミが
重篤な病気にかかった際、屋敷内に飛び込んできた一羽の鷲が身代わりとなって死亡したため、1877年 (明治10年) に屋敷内で祀ったのが始まりとされ、その善長寺内へ移されました。

静かな雰囲気の落ち着いた境内です。
こちらの小坊主さんの看板が可愛らしいですね。

(本堂前の小坊主さんの看板)



















再び蓮根氷川神社へ!こちらには立派な銭湯・功泉湯もありますね。
このあたりはアパートも多いですから、銭湯のニーズもそれなりありそうです。

(功泉湯)



















さて、こちらが蓮根氷川神社です。

(蓮根氷川神社)




















蓮根氷川神社の詳細な創建年代は不明とのことですが、
慶長年間 (1596年 ~ 1615年) の創建と言われています。
蓮根村の鎮守社で (1900年 (明治33年) に上蓮沼村と根葉村が合併し蓮根村が誕生)、
現在地へは荒川改修工事に伴い1924年 (大正13年)に遷座しました。

地名から推察されるように、かつては沼地だったこのエリア、
今では新興住宅地として中層のマンションが目立ちますね。
そんなマンションに囲まれた立地ではありますが、
境内は広々としてしていますね。

社殿はちょっとだけカラフルで1969年 (昭和44年)に造営されたもの。
拝殿お隣の蓮根稲荷神社にも参拝させて頂きます。

(蓮根氷川神社 - 拝殿)

(蓮根氷川神社 - 扁額)

(蓮根稲荷神社)





















































境内社としては御嶽神社もございます。
小さめですが、本格的な御山になっていますね。

(御嶽神社)



















それなりの住宅密集地にある神社としては、
これだけ広々とした空間は貴重だというのが第一印象ですね。
非常に清々しい気持ちになれました。

0 件のコメント:

コメントを投稿