2019年2月2日土曜日

方南町 ~ 中野新橋 ③ 龍光寺から文殊院へ

和泉熊野神社の参拝の後は、かつての別当寺である
泉涌山龍光寺にも立ち寄らせて頂きます。

(龍光寺山門)




















龍光寺は1172年 (承安2年)開創、龍観和尚 (1493年 - 明応2年寂)に
よって開山された真言宗室生寺派の寺院です。

山門には鎖が張ってあり入りずらい雰囲気ですが、
裏門は普通に開いており、中には普通に人がいるので私も入らせて頂きます。

本堂は重厚感があり、観音堂や鐘楼も立派で趣がありますね。

(龍光寺 - 本堂)

(龍光寺 - 鐘楼)

(龍光寺 - 観音堂)






















































しかしながら、こちらで特筆すべきは「新四国八十八ヶ所和泉霊場」ですね。
一番の霊山寺から八十八番の大窪寺までの石仏を順番に巡り、
最後に高野山奥の院の弘法大師像を参拝するというルートになっています。

(新四国八十八ヶ所和泉霊場 - 入口)

(こちらからスタート)

(土佐乃国です)

(ゴール地点)








































































四国まで行くのはハードルが高いですが、こちらなら敷居が低いですね。
雰囲気はなかなか本格的です。

龍光寺から再び方南町駅へ戻ることにしますが、
途中、文殊院へも立ち寄ります。

文殊院は高野山真言宗の寺院で、1600年 (慶長5年) に徳川家康の帰依を受けて
駿府に寺地を拝領し開創したとのこと。
その後1627年 (寛永4年) には浅草、1696年 (元禄9年) には白金台へ移転、
当地へは1920年 (大正9年) に移転してきました。

(遍照山高野寺文殊院)



















付近は住宅街ですが、細い路地が入り組んでいる感じで、
水道工事なんかもやっている影響もあり、
Google Map便りの私は少々苦労して到着しました。

(文殊院 - 本堂)

(文殊院 - 文殊堂)





































コンパクトながら整然とした境内の雰囲気は流石です。
非常に趣のある寺院ですね。

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