2019年2月13日水曜日

錦糸町から上中里へ ③ 三囲神社へ

牛嶋神社のある向島は寺院の多い場所でもあります。
近くにある寺院にも寄ってみたのですが、
普通のオフィスビルのような寺院が多いですね。

(日蓮正宗 久遠山 常泉寺)

(曹洞宗 普門山 圓通寺)

(日蓮正宗 立正山 本行寺)

そんな寺院群を横目でみながら三囲神社へと向かいます。
三囲神社(みめぐりじんじゃ)は弘法大師が祀った
田中稲荷が始まりとされる古い神社です。
文和年間 (1352年 〜 1356年)に近江国三井寺の僧源慶が、
巡礼中に小さな祠のいわれを聞きそれを修復しようとしたところ、
地中から壺に収められた白狐にまたがる神像を得ました。
すると何処からともなく白狐が現れ、
この神像の回りを三度回って消えたことから
「三囲神社」と呼ばれるようになったとのことです。

(三囲神社)




















そんな三囲神社ですが、早速参拝へと向かいます。
まず異彩を放つのがこちらのライオン像です。
どこかで見たことあるような?ですが、
こちらは2009年に閉店した三越池袋店から移設・奉納されたものとのこと。

(ライオン像)




















三囲神社は三井家の守護社なのですね。
向島が三井の本拠地・江戸本町から見て東北の方角にあり鬼門だったことや、
三囲神社の“囲”の文字に三井の“井”が入っており「三井を守る」ということから、
享保年間に定められたとのこと。
歴史がありますね。

(三囲神社 - 鳥居越しに拝殿を臨む)




















境内には三井家祖先を祀る顕名霊社がございます。

(顕名霊社)




















この他にも広い境内には色々見所も多いですね。
中でも三井邸より移された三角石鳥居は必見。
原形は京都・太秦の木嶋神社のものとのことですが珍しいものです。

(三囲神社 - 境内社群)

(老翁老嫗の石像)

(三角石鳥居)






















































このような三越マークの石造もあったりして、
他の神社とは一線を画する雰囲気のある神社ですね。

(三越マーク)

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