温泉街の中心には総湯と古総湯が鎮座しており、
ここを中心に温泉街の散策をスタートします。
(山代温泉古総湯) |
(山代温泉総湯) |
温泉通り商店街を歩いていると目に入ったのが
可愛らしい石像が並ぶ通りです。
(心が和む石像) |
こちらの通りを少々行った先にあるのが夢小路女生水です。
旅館に働く女性たちの水汲み作業がずっと続き、
その往来が絶えなかったことから女生水と言われるとか。
上水道が敷設されたのは昭和31年とのことで、
それほど昔でもない時代にも
そのような往来があったというのは不思議な感じです。
(夢小路女生水) |
(お水は今でも飲めます) |
女生水からしばらく支道を歩いて行くと春日神社がございます。
詳しい御由緒等はわかりませんでしたが、
急な階段を結構登って拝殿に辿り着くと
鬱蒼と茂った草木の中に拝殿が現れるという感じで
なかなかワイルドな雰囲気のある神社ですね。
(春日神社参道入口) |
(草木の生い茂る中、参道は続きます) |
(拝殿を臨む) |
春日神社を後にして向かうのは男生水。
女生水があれば男生水もあるのでは?
ということで、こちらも山代温泉の水源として
非常に貴重なものだったとのこと。
(男生水) |
ここまで来ると温泉街のはずれという雰囲気で、
山代温泉東口のバス停留所がありますね。
このローカルな雰囲気は非常に素敵なものがあります。
(山代温泉東口のバス停留所) |
さて、ここまで来たので、温泉街のメイン通りからは外れますが、
市之瀬神社へ向かうことに致します。
(市之瀬神社 - 鳥居) |
(市之瀬神社 - 拝殿) |
(市之瀬神社 - 拝殿正面の鳥居) |
こちらは拝殿部分がガラスで保護されております。
以後、加賀温泉郷では同様の神社を目にすることになりますが、
なかなか自分的には新鮮な雰囲気です。
市之瀬神社ですが、境内の御由緒によりますと
「永禄二年、作見の城主藤丸氏、山代神明宮 を造営すとの口伝がある」
とありますので、1559年創建の古い神社となります。
現在の社殿は平成5年に改築されたもののようです。
住宅街の中にひっそりと佇むという感じの神社ですが、
春日神社の後に参拝するとずいぶん街中にあるなという印象を受けました。
0 件のコメント:
コメントを投稿