標高は310mで、バスを降りてからすぐになかなかのパノラマは広がります。
(モンレアーレ - 町の入口付近) |
町自体はこじんまりとして落ち着いた雰囲気です。
賑やかなパレルモから来ると特にそう感じますね。
(市街の中心は落ち着いた雰囲気) |
しかし、モンレアーレが有名なのは「モンレアーレ大聖堂」によるものですね。
「パレルモのアラブ=ノルマン様式建造物群およびチェファル大聖堂、
モンレアーレ大聖堂」の一部として世界遺産に指定されています。
(Piazza Vittorio Emanuele - 奥に大聖堂が見えます) |
イタリア国内最大規模のビザンティン式モザイクを擁するモンレアーレ大聖堂は、
その美しさ・荘厳さに圧倒されるといった感じでした。
グシチリア王国ノルマン朝の第3代国王・リエルモ2世の命により
被昇天の聖母に捧げる教会として建設が開始されたのが1174年で、
完成したのは1182年のことです。
ドゥオーモ内部だけなら無料で入ることができます。
(モンレアーレ大聖堂内部) |
(360度が見所 - 天井にも要注目) |
また、外部のアプスにあるノルマン風の装飾は見事の一言!
これは必見ですね。
(モンレアーレ大聖堂外部の装飾) |
あわせて必見と言えるのが、大聖堂横の「キオストロ」です。
回廊付き中庭と訳されるこちらの庭ですが、
2本一組となった柱の美しさは圧巻ですね。
それぞれの柱の装飾に個性があるという凝った造りです。
一角に設けられたアラブ風噴水も見どころの一つ。
(キオストロ) |
(柱の装飾) |
(柱ごとに個性があります) |
(アラブ風噴水) |
なおキオストロは大聖堂とは入口が別になっており、
入場料が€9.00とちょっとお高めになっています。
キオストロ自体は素晴らしいものであることは否定しませんが、
ボリューム感からすると€9.00はちょっとどうかな~という感じです。
モンレアーレ観光はこれにて終了、
再びパレルモへと戻ることに致します。

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