2018年10月23日火曜日

イタリア旅行 ㉚ レッジョディカラブリア観光へ

レッジョ観光の目玉は何と言っても国立考古学博物館
(Museo Archeologico Nazionale di Reggio Calabria)ですが、
こちらは FS のリド駅近くに位置します。
レッジョ・ディ・カラブリア中央駅からは電車で一駅、
また、バスでも行けますが 2Km しか離れていないので歩いて向かいます。

というのも、中央駅からリド駅までの海岸は風光明媚な
マッテオッティ海岸通り (Lungomare Matteotti) があり、
これと並行して内陸にはガリバルディ大通り (Corso Garibaldi)という
レッジョ一番の繁華街が通っているからです。

そんなわけで、マッテオッティ海岸通りです。
途中には「ローマ浴場」「ギリシャ人の城壁」といった遺跡もございます。

(マッテオッティ海岸通り)

(ローマ浴場)

(ギリシャ人の城壁)
















































しかし何と言っても特筆すべきはこの景観。
美しい海が遊歩道沿いに広がります。

(青い海が広がる遊歩道)

















さて、LIDO駅から内陸部に向かうとこちらの国立考古学博物館がございます。

(Museo Archeologico Nazionale di Reggio Calabria)


















南イタリアで最も重要な博物館の一つと言われるだけあり、
先史時代からのコレクションは一見の価値ありです。

(貴重な展示品の数々)

(モザイク)

































しかし何と言っても目玉の展示品は
「リアーチェのブロンズ像(Bronzi di Riace)」ですね。

こちらは貴重なコレクションを誇るこちらの博物館でも別格の扱い!
入場制限があり鑑賞できる人数が決まっています。
私もしばし待って部屋へ入ります。

(リアーチェのブロンズ像)

(リアーチェのブロンズ像)

































制作年代は紀元前450年前後と言われ、1972年に引きあげられたものですが、
最初に見た時には不謹慎にも「レプリカっぽいな」と思いました。
そんな古いものがこんな完璧な形で残っているはずはない!
という愚かな発想から湧き出たものですが、
見ていくうちに「いやいや、凄すぎるぜ!」という感想に変わります。

確かにこれをみるだけでもレッジョに来る価値はあるな!!
そんな感じです。

帰りはガリバルディ大通りを散策しながら帰ります。
お洒落な通りではありますが、観光客向けというより、
完全に地元向けという感じが良いですね。

(ガリバルディ大通り)


















通りの近くにあるドゥオーモは町の規模からするとこじんまりとした感じ。
それでもロマネスク様式の大聖堂は美しく、
この町を見守るように建っています。

(ドゥオーモ)

(ドゥオーモ内部)

































また近くにあるアラゴネーゼ城 (Castello Aragonese)も必見ですね。
こちらは今では市民の憩いの場風になっていますね。

(アラゴネーゼ城)


















ちょっと駆け足になりましたが、レッジョ観光はこれにて終了。
景色の良いのんびりとした街でしたので、
もうちょっと長居すればよかったかな?

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