2016年冬のドイツへ ㉖ ～番外編・ケルンのトイレ事情～

　今回、一旅行者からの観点からケルンのトイレ事情を考察致しました。
ドイツでは、日本のような無料で誰でも使える公衆トイレというのを見かけることはまれです。
私のようなトイレの近い人間にとっては死活問題なので、
事前に調べて行ったことも含めてレポートしたいと思います。

【ケルン中央駅付近の有料トイレ】

ケルン中央駅にMc Cleanというトイレ施設があり、
トイレのみだと€ 1.00ユーロ、シャワーは€ 7.00とちょい高め。

（ケルン中央駅の有料トイレ）

（料金は高めですが、シャワー施設あり）

これより安いのが、ケルン大聖堂のトイレでこれだと€0.50なので、こちらのがお得。

【デパート関係】

ショッピングセンターならトイレがあるかも、と思って2件ほど入りましたが、
1件は鍵がかかっており（鍵を持っている関係者のみが入れるスタイルか？）、
もう1件は€0.50を入れて入る有料スタイルでした。
（この€0.50のトイレですが、ちょうど私が行った時に、
柵の下からもぐるようにゲートをすり抜け無料で利用している人がいました。
まあ、ドイツにもせこい奴がいるということですね。）

【自動トイレ】

ドイッツァー橋の近くにあるトイレがこちら。
こちらは€0.50を入れて利用するスタイルのトイレです。
男子の小用のみでしたら無料で使えるのはうれしいところですね。

（ドイツの無人有料トイレ
右の扉が男子小用で無料
左が大用で有料 €0.50）

【クリスマスマーケットのトイレ】

クリスマスマーケットではホットワインやソーセージなど飲食も楽しみの一つ。
そんな時トイレは？ということですが、この点は心配ご無用のようです。
ちょっと大きいクリスマス市場には臨時のお手洗いが設置されていました。
もちろん無料ではありませんが。
料金は€0.50で、管理しているおじさんに払う形式でした。

（クリスマスマーケットの臨時トイレ）

結論から言うと、ケルンでは（というよりドイツ全般では）トイレ事情がいいとは言えません。
ホテルを出るときや列車を降りる直前に、トイレに行っておくのは必須と言えます。
それでも生理現象というのはやってきますので、
50セント硬貨や1ユーロ硬貨は必ず持っているようにしましょう！