2016年12月17日土曜日

平将門を祭る築土神社 (九段下) へ

 今回は九段下駅近くのホテルグランドパレス(Hotel Grand Palace)で研修です。

(九段下のホテルグランドパレス)




















九段下と言えば、東京都内でも有数の観光地が密集したポイントですが、
こちらのホテルから極めて近くにあるのがこちらの築土神社です。
こちらの神社の立地も東京都心のど真ん中ということもあり、
オフィスビルと融合したハイブリッドな造りとなっております。

(築土神社手前の坂には案内用石碑が立っています)

(オフィスビルと融合している築土神社)











































こちらの神社の歴史は古く、西暦940年(天慶3年)に、
現在の大手町周辺の観音堂に平将門を祭り"津久戸大明神"と称したのが
はじまりと言われております。
現在では、天津彦火邇々杵尊(あまつひこほのににぎのみこと)を主祭神とし、
平将門、菅原道真を配祀しています。

(築土神社・鳥居)

(1780年(安永9年)奉納の狛犬は千代田区では最古です)

(千代田区指定有形民俗文化財であることを示す掲示板)

(手水舎)

(築土神社 社殿)


































































































1964年(昭和29年)に、現在の九段中坂の途中にある
当地・世継稲荷境内地へ移転しました。
一見ひっそりとした感じの神社ですが、
私が滞在していた短い時間にも参拝客が立て続けに来られました。
地元にしっかりと根付いている神社のようです。

続いて、世継稲荷神社へも参拝致します。
こちらの神社は、倉稲魂神を祭神として、
1441年(嘉吉元年)頃飯田町に創建された稲荷神社です。
田安神社の別名は、当時はこの辺一帯を田安村と称したことに由来します。
「世継」という名前の由来は、二代将軍・徳川秀忠に依ります。
秀忠がこの神社に参内し「代々世を継ぎ栄える宮」と称賛したことから
「世継稲荷」と称されるようになったとのことです。
このような由来故に、現在でも子宝や後継者を願う人々の信仰を集めているとのことです。
現在の社殿は1994年(平成6年)5月に改築されたとのことで、比較的新しい建物です。
築土神社と比較するとこじんまりとした印象ですね。

(築土神社のすぐ脇からはいります)

(趣がありますね)

(世継稲荷神社)

(社殿)

(千代田区指定有形民俗文化財の力石)



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