2019年9月5日木曜日

タイ & 台湾旅行 60 台南神社遺構巡り

台南観光のスタートは「林百貨店」からスタート致します。
ハヤシ百貨店は日本統治時代の1932年創立されました。
当時は台南市で唯一の近代的エレベーターが設置されていた、
最新鋭の建物だったとのことです。

(ハヤシ百貨店)


















1980年代より空きビルとなっていたそうですが、
2013年に修復が完了しリニューアルオープン。
往時の雰囲気を残しつつ、現代的に生まれ変わりました。

お洒落な店内は見るだけでも一見の価値ありです。

(レトロなエレベーター)

(店内)

(店内)
















































この林百貨店ですが、屋上には「末広社」の遺構が残っています。
開業当初は存在しなかった神社ですが、
半年後に屋上に鎮座することとなります。


(末広社)

(林百貨頂楼神社遺跡)


当時は一般には公開されていなかったそうですが、
産業の守り神として信仰されていました。

今現在でもその遺構が残っています。
屋上にはこの他にも米軍によって爆撃された跡が残ります。

残念ながら社殿は残っていないようですが、
これだけの遺構が残っているのは貴重かと思います。

続いて、台南神社跡地へと向かいます。

台南神社は1923(大正12)年に鎮座した神社で、
祭神は北白川宮能久親王、
1925(大正14)年には官幣中社に昇格しました。

台南神社の跡地には台南市美術館二館が建設され、
往時の姿は全く見ることができませんが、
隣接する忠義国民小学にはかつての事務所が残っています。

(台南神社跡地は台南市美術館二館となっています)

















建物自体は道路沿いに建っておりますので、
歩道からも眺めることができます。

(原台南神社事務所)

















往時は社務所もしくは休憩所として使われていたとのことですが、
その美しい姿が健在というのは嬉しい限りですね。

(原臺南神社事務所と書かれたプレートがあります)



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