最も印象深かった場所は「台南知事官邸」です。
(原臺南縣知事官邸) |
1900年 (明治33年) に建てられたこちらの建物ですが、
主用途は総督が台南を巡視する際の「総督官邸」です。
また、日本の皇族の宿泊地としても用途もございました。
特に重要なのは、1923年 (大正12年) に当時皇太子だった
昭和天皇が御宿泊されたことです。
この時のルートについては、先般ご紹介した
「日本統治時代の台南を偲ぶ旅」の中にも、
"1923年04月20日~21日 日本裕仁皇太子の台南行啓ルート"
という形で紹介されています。
現在の台南知事官邸ですが、1階部分はお洒落なショップになっています。
地元と思われる方がショッピングをしている姿も見られました。
2階部分は、当時の様子が再現されている他、
官邸にまつわる歴史的説明が丁寧にされています。
資料は繫体字・日本語で書かれているのでありがたいです。
建物自体も美しく、そのレトロな佇まいは必見と言えますが、
昭和天皇もご宿泊された建物をこうして見るのは感慨深いものがあります。
まさに台南観光のハイライト!必見のスポットです。
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