2019年9月11日水曜日

タイ & 台湾旅行 66 総督府専売局台南出張所から日本軍陸軍偕行社へ

台南2日目は自転車で台南市内の日本統治時代の建物を巡ります。
オリエンタル ホテル (Oriental Hotel) の
無料のレンタサイクルを本日も借りて出発です。

まずはホテル近くの台南駅へ向かいます。
台南駅は1900年に建設されて、現在の建物は1936年に建てられたものです。
現在はリニューアル工事中ということで、外観はすっぽりと覆われています。

(台鉄・台南駅)

















この台南駅から少し北上しますと台南文創園区がございます。
こちらは元・総督府専売局台南出張所です。
こちらは1901年に建設された建物をリノベーションしたもので、
現在では台湾のアーティストの創作活動の場となっているとのことです。

(原台湾総督府専売局台南支局台南出張所)

(アーティスティックな雰囲気です)

































私が行った時は、何かの展覧会の準備中のようでした。
日本統治時代の美しい建築と現代アートが融合している雰囲気を感じます。

こちらから台南公園へ向かう途中にあるのが日本軍陸軍偕行社です。
1924年(大正13年)にはその存在を確認できる古い建物です。
偕行社は帝国陸軍の将校准士官の親睦・互助・学術研究組織として設立されました。
パンフレットの説明では「機能は今日の国軍英雄館に類するもの」となっており、
こちらの建物もサロン的な役割をしていたのではないかと思われます。

(原日本陸軍臺南偕行社)

(廃墟チックな雰囲気)

































こちらの建物は現在は使用されていない雰囲気で、
正面は相当痛んでいるのが気になります。

しかしながら、往時は相当お洒落な建物だったと思わせる箇所が随分とありますね。
2007年には登録文化財に指定されているらしいので、
いつの日かリニューアルされるかもしれませんね。

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