2017年9月8日金曜日

タイ国際航空(TG) - 2017年10月1日からサーチャージ導入へ!

(タイ国際航空機@スワンナプーム空港)


















悲報!タイ国際航空・2017年10月1日からサーチャージ導入!

タイ国際航空によりますと、2017年10月1日から燃油特別付加運賃
(燃油サーチャージ)を設定するとのことです。
気になる料金は以下の通りです。

東京/名古屋/大阪/福岡/札幌―タイ線:ファースト&ビジネスクラス:16.00USD
                                                    エコノミークラス:11.00USD

つまり、日本からのエコノミーで1,200円程度ということですね。

ではサーチャージが課される条件とは?

タイ国際航空のホームページによりますと、

 「2018年3月31日発券分までの燃油価格変動に対する措置 (対象:日本発着路線)」
として、燃油価格動向の確認時期に航空燃油(シンガポールケロシン)価格を確認し、
直前の2か月平均航空燃油  (シンガポールケロシン)価格が、
下記【表2】の条件額を下回った場合、
【表1】のとおり、翌々月1日発券分から廃止する申請をいたします。
とあります。












表の見方がわかりにくいですが、シンガポールケロシンが1バレル当たり、
55米ドルを上回ったのでサーチャージが復活したようですね。

じゃあ、ケロシンって何?

まずは、Wikipediaより

「ケロシン(kerosene)とは、石油の分留成分の1つである。
およそ沸点150 - 280℃、炭素数10 - 15、密度0.79 - 0.83のものである。
ナフサ(ガソリンの原料)より重く、軽油より軽い。」

まあ、石油成分の1種でジェット燃料の元ということです。

こちらの価格の最新版はIATA (International Air Transport Association -
国際航空運送協会) のホームページでチェックできます。

Fuel Price Analysis

上記表を考えますと、シンガポールケロシンが1バレル当たり、
55米ドルを下回ればサーチャージ撤廃となるようですので、
原油価格に要注目ですね。

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