2017年9月15日金曜日

旧東海道品川散歩 ⑦ ~龍吟山 海雲寺へ ~

青物横丁商店街を品川方面へ歩きます。
最初に立ち寄るのは、「龍吟山 海雲寺」です。

(龍吟山 海雲寺)



















海雲寺は1251年(建長3年) に不山によって海晏寺境内に開基され、
最初は庵瑞林と称し臨済宗に属していました。
1596年(慶長元年) に海晏寺五世分外祖耕大和尚を開山とし曹洞宗に改められた後、
1661年(寛文元年) に海雲寺に改名しました。

この海雲寺が有名なのは、品川区指定有形民俗文化財の「千躰荒神堂奉納扁額」です。
千躰荒神とは火と水をお守りする神様で、そこから転じ台所の神様でもあります。
こちらの堂内には、信徒の奉納による扁額が全部で二十七面あります。

(千躰荒神堂)

(千躰荒神堂奉納扁額についての解説)

(荒神王と書かれた扁額)

(堂内の扁額 - こちらは必見!)







































































これ以外にも、境内には見所が多くありますので、
時間を取ってゆっくりと見たいところです。

(あらゆる汚れを焼き尽くす・烏琵沙魔明王
転じて「トイレの神様」としても有名)

(力石 - 文字は橘右近師匠)


(平地蔵 - 鈴ケ森刑場の番人・平蔵を供養したお地蔵様)




































こちらから再び品川方面へ歩を進め、
次は品川寺へ向かいます。

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