2017年9月13日水曜日

旧東海道品川散歩 ⑤ ~ 来福寺から梶原稲荷神社へ ~

土佐藩下屋敷まで来ましたので、ここから鮫洲駅までは旧東海道を離れ、
第一京浜沿いを進むことに致します。

最初の目的地は「来福寺」です。
こちらは真言宗の寺院で、990年(正暦元年)に智弁阿闍梨により創建されました。
かつては広大な寺領を有していたと言われる古刹です。

(来福寺 参道)

(来福寺 - 山門)





































まずは、参道から寺院へと向かいます。
江戸時代後期に建てられた山門をくぐると、見事な庭園が広がります。
こちらだけ別世界と言った感じですね。
(緑が多いということで、蚊が多かったです。
 聖天堂付近は特に要注意です!)

(美しい庭園が整備されています)


(来福寺 - 本堂)

(山王鳥居)

(聖天堂)

(阿波藍商人の墓)
























































































続きましては、見晴し通り商店街を通り、梶原稲荷神社へと向かいます。

(見晴し通り商店街)

(梶原稲荷神社)





































梶原稲荷神社は、住宅街に挟まれるようにひっそりとした場所にありますが、
歴史的には古く、鎌倉時代の戦国武将、梶原景時(1140年? - 1200年)
が建立したと伝えられています。
元々はこの地にあった万福寺(後に馬込にて再建)の境内にあったもので、
当時のお寺は焼失しましたが、稲荷社はそのまま残りました。

(こちらを通り社殿へ)

(突き当りを左折すると)

(社殿に出ます)

(梶原塚稲荷祠 由来記)








































































社殿の後ろにある小高い場所は梶原塚と言われており、
梶原氏一門の古墳とも伝えられています。
こちらの梶原塚をぐるりと通路が囲んでおり、
神社の周りを一周できるようになっています。
(すぐお隣がアパートになっているので、
全景を見るのはちょっと困難ですね。)

(梶原塚)

















続きまして、「旧越前鯖江藩間部家下屋敷跡」へ向かいます。
案内版によりますと、「この地より高台に向かう一帯には、
越前国(現・福井県)間部下総守の下屋敷があった。」とのことですから、
相当な屋敷の広さであったことがわかります。

(屋敷跡の一部が公園になっています)

(旧越前鯖江藩間部家下屋敷跡)





































残念ながら、往時を示すものは全く残っておらず、
跡地には公園アニマルがひっそりと暮らしているのみです。

(公園内のお馬さん)

(象さん)

(パンダ)






















































さて、ここまでくれば鮫洲駅はすぐそこです。
再び、旧東海道へと戻ることに致します。

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