旧東海道品川散歩 ① ～ 五反田から北品川へ ～

今回は品川近辺の旧東海道散策レポートとなります。
具体的には、北品川 ～ 鈴ヶ森 を歩いてみました。

北品川から鈴ヶ森と言えば、京浜急行線を連想される方も多いですが、
今回利用したのは、都営バス・「品93」目黒駅前～大井競馬場前 です。
「鈴ヶ森刑場跡」は京浜急行ですと、立会川駅と大森海岸駅の中間にありますが、
大井競馬場前バス停からも600m程度です。

品93のバスは、旧東海道とほぼ並行して走っていますので、
付近の散策での利便性は高いです。
今回は、都営まるごときっぷ（1日乗車券）700円を利用しましたが、
こちらを利用しますと、都内の主要スポットから700円で
全行程が賄えますので非常にお得です。

今回は、所要のあった五反田駅から
都営バス 反96・六本木ヒルズ行のバスに乗りまして、
北品川に近い「八ツ山橋」バス停で下車致します。

(八ツ山橋 バス停)

最初の見所がこの八ツ山橋ですね。
京浜急行の路線と並行して架かるこの橋ですが、
下には、JRの東海道・山陽新幹線、JR山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線
といった電車がひっきりなしに通る交通の要所です。
鉄道ファンの方は1日いても飽きない場所でしょう。

(八ツ山橋 - 旧東海道の文字が見えます)

(八ツ山橋から品川方面)

(八ツ山橋 旧橋親柱 - 大正3年製)

(八ツ山橋から御殿山ヒルズ方面を臨む)

今回は、こちらの橋を渡ってすぐの場所にある、
「品川車庫前」バス停から「大井競馬場前」まで行って、
再び歩いて北品川まで戻るというルートを取ることに致します。

品川車庫付近は下町情緒を今に残す建物が随所に見られます。
その中でも、居残り連」の建物は必見ですね。
かつては、江戸落語・居残り佐平次にも登場する
鰻の名店「荒井家」だったとのことです。

(居残り連)

(品川車庫前 バス停)