2017年1月5日木曜日

大阪・堂島川周辺散歩 ③ 堂島米市場跡 & 駅逓司大阪郵便役所跡

 前回に引き続き、大阪堂島川周辺の散歩です。
今度は、大阪を代表するビジネス街である、中之島近辺を歩いてみます。

ビジネス街なので、ビジネスっぽい史跡からスタート。
それが、ANAクラウンプラザホテル大阪 からほど近い場所にある、
こちらの「堂島米市場跡」です。

(堂島米市場跡)

(稲穂を手にした子どもたち)

(堂島米市場の説明版)

























































こちらは先物市場発祥の地と言ってもいい場所です。
日本だけでなく「世界最初」ですよ!すごいですね。

こちらの堂島米市場の説明については、上記石碑に分かり易い説明がありますので、
以下転記致します。

「享保十五年(1730年) 幕府は 堂島米市場に米の先物取引 である帳合米取引を公認した 
その取引の手法は現在の 大阪証券取引所を始めとする 
世界各地における 組織化された 商品・証券・金融先物取引の 
先駆をなるものであり 先物取引発祥の地 とされている
背後の像は昭和二十八年 彫刻家横江嘉純氏により製作され
昭和三十年堂島米市場跡建碑会 により 寄贈されたものである」

背後の像は、“稲穂を手にした子どもたち”の像で横江嘉純(1887年 - 1962年)の作品です。
愛らしい像ですね。

歴史上重要な記念碑ではありますが、付近は大阪きってのビジネス街だけあり、
人通りは多いですが、足を止めて見る人はほとんどいません。

続いて、中之島ガーデンブリッジを渡り、日本銀行大阪支店へと歩を進めます。
ここらへんの河岸はがっちりとコンクリートで固められていて、
本当にビジネス街という雰囲気が漂います。

(中之島ガーデンブリッジ)

(中之島ガーデンブリッジから堂島川を眺める)

(歩行者専用の中之島通)
























































続いて目指すのは、「駅逓司大阪郵便役所跡」です。
駅逓司(えきていし)とは、1868年6月11日に設置された交通通信担当官司のことです。そして、1871年3月に駅逓司の前島密・杉浦譲らによって郵便制度が開始されました。まず大阪-京都・東京間の開設があって、この地にその郵便役所がおかれたのです。ちなみに、こちらは元島原藩蔵屋敷だった場所です。まあ、中央郵便局のようなものと言った方がわかりやすいかと思います。
この碑の近くに、ちょっとグレードの高そうなポストが置いてあるのも、奮起を盛り上げている感じですね。

(日本銀行大阪支店)

(高級感のあるポスト)

(駅逓司大阪郵便役所跡)


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