ポンペイへはチルクムヴェスヴィアーナ鉄道
(Ferrovia Circumvesuviana)を利用します。
ソレント (Sorrento)へ向かう ナポリ・ポルタ・ノラーナ - ソレント線に乗り、
Pompei Scavi - Villa dei Misteriで下車致します。
こちらの鉄道の始発駅は Napoli Porta Nolana となり、
FSのナポリ中央駅からは500m程の距離になります。
(ナポリ・ポルタノラーナ駅外観) |
ちなみに "Porta Nolana"とはノラーナ門のことで、
ナポリに多く残る中世の門の一つです。
15世紀に建てられたと言われるこちらの門ですが、
朝は市場が 開かれることでも有名のようです。
駅はノラーナ門のすぐ近くにあります。
(Porta Nolana - 広場は市場になっています) |
始発駅だけあり色々な列車が並んでいますが、
どれも落書きだらけですね。
酷いもんです。
(落書きだらけのベスビオ周遊鉄道の車両) |
Napoli Porta Nolanaの次の停車駅はNapoli Piazza Garibaldiで、
Napoli Centrale と接続していますが、
こちらから乗車するのはお勧めできませんね。
当日は7月の土曜日。
始発駅ではこんな写真が撮れるくらいガラガラですが、
Napoli Piazza Garibaldiでは大量の人がなだれ込んできます。
最終的には都心のラッシュに近い混雑率で、
確実に座るためには始発からの乗車がお勧めです。
ナポリ中央駅から歩いても10分かからない距離ですからね。
(快適とは程遠い車内 - この時はまだ良かった!) |
そしてもう一つは暑さ!
冷房や扇風機などという気の利いたものはありません。
Pompeiまでの30分間は暑さとの闘いでもありました。
ポンペイに行く途中で具合が悪くなった人が途中下車してました。
さらにこの激混み列車に乗っているといきなり大音量の音楽が!
どこのどいつがこの暑い中大音量の音楽を流しているんだ!
と怒りに震えてみると、どうやら流しによる楽器の生演奏。
10分程会話もできないくらいの大音量が続き、
金をよこせと演者の一人が車内を循環していましたが、
流石にこの暴挙にお金を払う人はほとんどなし!
楽器の隣にいた人はさぞかし煩かったと思います。
流しが降りた後は、地元のお婆さんと、
「ポンペイの後はソレントへ来なさいよ!
美しい場所なのよ!」
などという会話をしていて、気が付くと
Pompei Scavi - Villa dei Misteri に到着という感じです。
(Pompei Scavi - Villa dei Misteri に到着!) |
さて、ここからポンペイ遺跡へ出発です。
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