79年8月24日の午後1時頃にヴェスヴィオ火山が大噴火、
その12時間後には火砕流より一瞬にして地中に埋まった都市ポンペイ。
一瞬にして埋まったが故に、1748年の再発見後は、
当時の見事な姿が発掘によりその姿が蘇りました。
そんなポンペイですが、特筆すべきはその圧倒的な広さ。
端から端までという視点で言えば、秘儀荘 (Villa dei Misteri)から
ポンペイ円形闘技場 (Anfiteatro di Pompei)までは2.2Kmの行程で、
その間に多数の見所が点在しているという感じです。
(西端部にある秘儀荘) |
(東端部にあるポンペイ円形闘技場) |
従って、じっくり見るなら丸一日あっても足りないくらいですが、
2時間くらいしか時間がない人は、ターゲットを絞らないといけませんね。
ちなみに私は、ふらふらと気の向くまま歩きながらも、
地球の歩き方に乗っている観光スポットはすべて見るというスタイルで、
3時間半 (午前10時 ~ 午後1時半) 程度時間が掛かりました。
個人的な感想を言えば、ポンペイは見所を見るというよりは、
古代の街歩きを楽しむスタイルが良いのかな?と思います。
そんな中で、個人的に必見と思ったスポットは以下の通りです。
(マリーナ門を臨む) |
(バジリカ - Basilica) |
(パン屋 - 石臼と窯) |
(フォロの浴場 - Terme del Foro) |
(ヴィーナスの家のフレスコ画) |
(こういう細い路地裏探索もポンペイ観光の醍醐味) |
(フォロ - Foro) |
この他にポンペイ観光の注意事項をピックアップしてみました。
・7月のポンペイは日差も強く暑さとの闘い。
帽子や日焼け止めは必要です。
・飲料水は持参がベターですが、売店もあるし、
遺跡内には水道が随所にあり、
水浴びしたり飲料用に飲んでいる人も多かったです。
(フォロの浴場近くの売店) |
・石畳の道は想像以上に歩きにくく、体力を消耗します。
サンダルは避けたほうが無難。
・トイレは入口・売店など複数個所にあり。
ただし、半分くらいは扉が壊れて閉まらなかったり、
一部のトイレは壊れて使用不能でした。
従って、行ける時にトイレは行っておいたほうが無難です。
しかし、お昼も食べずに歩き回ったので流石に疲れました。
まずはナポリへ一旦帰ります。
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