2017年2月13日月曜日

小松川神社へ

 今回は小松川神社の紹介です。
最寄駅は、都営新宿線東大島駅で、こちらから1km程度の場所にあります。
荒川から近いこともあり、緑豊かな河川敷と
UR団地をはじめとする高層マンション群のコントラストから
新しい町というのを想起させます。

(小松川神社外観)

(小松川神社鳥居)






































こちらの小松川神社のご由緒も、このことを想起させるものです。
神社の入口に江戸川区教員会の説明がありますので、そちらを引用させて頂きます。

(入口にある小松川神社御由緒説明)




















 現在の小松川地区は昔は西小松川地区の一部であったが、
大正元年(1912)の荒川開さくにより西小松川と分離し、
大正3年(1914)には新たに小松川町となったため、
もとの氏神であった堂ヶ島の香取神社と、
下之庭の天祖神社に参拝するのが不便となったので、
両社の分霊を小松川の西光寺境内の稲荷神社に奉安して祀っていたが、
昭和11年(1936)同所である現在地に社殿を建立すると共に、
東篠崎の水神社を合祀して昭和12年(1937)6月4日に遷宮祭を行った。
  かって当神社に安置していた獅子頭について伝説があり、
昔祭礼に担ぎ出した若衆連が、酒代を得ようとこれを質入れした処、
質倉の中の獅子頭が夜毎唸り出すので、家人が恐れ、
貸金はいらぬから引取ってくれと頼み、
再び神社に納められたというが今はここにない。

  平成19年(2007)3月 江戸川区教育委員会 

河川敷ということもあり、付近の道路は緩いアップダウンがあります。
そのせいか、こちらも神社も一段高い、盛土風の地盤の上に建っています。

(拝殿)

(手水舎)

(お地蔵様)

(境内社)

(境内社)

(歴史を感じさせる一角)














































































































平成12年に建て替えたという社殿は新しい雰囲気ですが、
境内には随所に古いものが残っているという感じです。

地元の人以外はあまり訪れないであろうこの神社ですが、
荒川散策や近くあるバーベキュー場に来た際には、
ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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