バレッタ (Il-Belt Valletta) は、1565年にオスマン帝国からの「大包囲戦」
を退けて防衛に成功した聖ヨハネ騎士団の総長"ジャン・ド・ヴァレット"
にちなみ命名された都市です。
このマルタ大包囲戦の後に作られた都市ですので、
欧州の首都としては比較的新しい都市と言えます。
(リパブリック通り) |
(マーチャント通り) |
格子状に作られた道路は美しく、
流石にマルタ共和国の首都に相応しい風格があります。
とは言え、バレッタの魅力は中心部というよりは、
ちょっとした路地裏なんかの庶民的な街並にあると言えます。
超観光地のメイン通りからすぐのところに、
地元客しか来ないような八百屋なんかが頑固に店を開いているという印象です。
バレッタは0.8㎢の面積に6千人強の人口しかいない小都市という側面もあり、
可愛らしい町ともいえますね。
(風情のあるバレッタの坂道) |
(バレッタ) |
こういった散策も楽しいですが、
観光スポット的な見所も多いです。
まずはバレッタの先端にある聖エルモ砦 (Fort St. Elmo)。
こちらは砦内から見る景色が良いのももちろんですが、
国立戦争博物館 (National War Museum)は、
これまでにマルタに関係した戦争の歴史を学ぶことができ、
飛行機などの展示物も充実しています。
(聖エルモ砦内から海を臨む) |
(国立戦争博物館内の小型飛行機) |
また、騎士団長の宮殿や兵器庫などは、
それほど大きなものではありませんが、
威厳のある建物を見るだけでも価値があるかな?と思います。
(兵器庫通路) |
(大使の間) |
(兵器庫内部の展示) |
この後昼食をバレッタでと思いましたが、
思ったより混雑しているので、スリーマに戻って昼食にしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿