マルタの公共交通機関と言えばバスです。
私も6日間のマルタ滞在でバスを有効活用致しましたので、
気になった点をまとめてみました。
(マルタのバス) |
① バス料金について
・1回券 (夏期: € 2.00, 冬季: € 1.50, Night Service: € 3.00)
マルタのバスの1回券はバスに乗る時に現金で都度購入します。
1回券は2時間有効です。
上記の「夏期」は6月中旬~10月中旬を指します。
・Explore (Adult €21 / Child €15) - Unlimited travel for 7 days
簡単に言えば「1週間乗り放題パス」です。
かつてあった1日券はありません。
バス車内では買えないので注意!
私は空港到着後に Malta Public Transport のブースですぐ購入しました。
スリーマやサンジュリアンの街中でも購入可能です。
購入可能場所は web site でチェックできます。
https://www.publictransport.com.mt/where-to-buy-explore-card
(マルタ国際空港のMalta Public Transportのブース) |
(こちらが1週間カード 空港ではクレジットカードでの購入が可能) |
・12 Single Day Journeys (€15)
有効期限は最初の使用から12か月で12回乗車可能なパスです。
深夜バスなら6回使用可能です。
※ おススメはExplore - 7日間乗り放題パス
マルタに旅行に行かれる方は最低でも3泊くらいされるかと思います。
7日間パスは夏期だと11回で元が取れます。
11回ということは3日間の滞在でも1日4回使えば元が取れます。
また、空港への往復にも使えます。
いちいち切符を買うわずらわしさから解放されるということを考えれば、
メリットは大きいかと思います。
② バスルートはバレッタ中心
下記のバスルートを見て頂ければ一目瞭然ですが、
マルタ島のバスルートの中心はバレッタ、
ゴゾ島のバスルートの中心はヴィクトリアです。
マルタの宿泊地で圧倒的に人気のスリーマやサンジュリアンからだと、
多くの目的地へはバレッタ経由となることが多いです。
バスルートはMalta Public Transport のホームぺージに詳しく出ています。
目的地によってはバスの本数も少ないので、事前チェックは重要です。
https://www.publictransport.com.mt/en/routes-timetables
※ スリーマからの直行便にご注意!
スリーマからラバトへ行く場合202番のバスが直行します。
しかしながら、このバスは色々なところを経由して行くので時間がかかるのと、
本数は1時間に1本しかありません。
実はこのバスに乗るよりも、スリーマからバレッタに行って、
ラバト行きのバスに乗った方が時間的には早いケースもあります。
時刻表を見て、距離の割に時間が掛かり過ぎると感じたら、
このような別ルートを検討するのも良いかと思います。
参考: マルタ旅行 ㉔ マルタの古都・イムディーナへ
また、ゴゾフェリーまで行く直行バス222番についても、
このバスに乗るよりも途中の Pembroke Park & Ride 1 で
X1番に乗り換えた方が早かったりもします。
参考: マルタ旅行 ㉒ ヴィクトリア (ゴゾ島)から スリーマへ
③ その他注意事項
・予定時刻よりバスが早く出発する?
時刻表を見ながらバスに乗っていると、
道が空いている時には明らかに予定時刻より
早くバス停を通過しているケースがありました。
日本のバスのように出発時刻までバス停で待つことはなさそうなので、
早めにバス停で待っていることが重要と思いました。
・合図しないとバスは素通り
バス停で人が多く待っていても、誰も合図をしなければ素通りです。
手を挙げてバスに乗ることをアピールした方がよいです。
・ICカードの反応はやや鈍い?
7日間パスは最初に使用してから7日間有効となります。
最初に使うというのはバスに乗った時に最初に端末にタッチするということですが、
この反応が少々鈍いというか、ちょっと待ってから音がなるという感じです。
SuicaやPasmoの感覚に慣れているとちょっと調子が狂います。
・前乗り後降りです!
一部のバスは前方にしか出入口がありませんが、
基本的には「前乗り後降り」です。
一度後ろから乗ったお爺さんを見かけましたが、
すごい勢いで運転手がすっ飛んで行って、
お爺さんをすごい剣幕で怒っていました。
怒られないように注意しましょう!
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