2014年9月6日土曜日

2014年夏休み・タイ旅行 ⑦ ナコーンラーチャシーマー(コラート)観光へ

 ナコーンラーチャシーマー(通称コラート)は、バンコクから北東へ約259キロメートル、
タイ東北地方(イサーン)最大の都市。といってものんびりした雰囲気が漂います。
コラートは、バリバリの観光地とは程遠い雰囲気で、外国人もそれ程見かけません。
観光地でないだけあって、ホテルには市内地図も完備していませんでした。
とりあえずは、市内を歩いてみることに。

【観光案内所】

市内地図は、タオ・スラナーりー像近くにある観光案内所に行けば、無料でもらえます。
TATは市内中心部から離れた、シマー・ターニー・ホテル近くですが、
そこまで行かずとも、観光案内等、親切に対応してもらえます。

(ターオ・スラナーリー像(ヤー・モー)近くにある観光案内所)




















【ターオ・スラナーリー像(ヤー・モー)】

 コラートのシンボルである、タイのジャンヌ・ダルク、タオ・スラナリの像です。
1826年、ラオス軍の侵攻を機転を利かせて喰い止めたターオ・スラナーリーに
敬意を表して建てられた像です。
 ヤー・モーの呼称でコラート市民に親しまれており,普段も参拝する人々が絶えません。
私が訪問したときも、大勢の人で賑わっていました。

(参拝客が絶えないターオ・スラナーリー像)



















【マハー・ウィラウォン国立博物館】

ワット・スチンダの境内にある小さな博物館です。近郊のピマイやパノム・ルンなどの
遺跡から出土した遺物を展示しています。

本当にこじんまりとした博物館で、急いでみれば、5分とかかりません。
入場料は50バーツと微妙な設定。ものすごく貴重なものがあるというわけでもないので、
時間のない方はスルーでいいかも。

(Maha Wirawong National Museum外観)



















(展示物)



















【ワット・パーヤップ (Wat Payap) 】

ナコーンラーチャシーマーの観光スポットで特に興味深かったのは、
「洞窟寺」と呼ばれるワット・パーヤップ。
旧市街にある大きな寺院で、僧侶が瞑想するために独力で造りあげたという
洞窟風礼拝堂が名所となっています。洞窟と言っても自然の洞窟を寺にしたもの、
というわけでなく各地から集めた鍾乳石などで天井や壁を覆い、仏像を安置しています。
洞窟風礼拝堂へは、寺院内にある「Cave」の案内に沿って行けばわかります。
洞窟風礼拝堂は、「瞑想の部屋」としてが本来の目的だそうですが、
この日は、小学生の団体の遠足があって、とても賑やか。
とても瞑想する雰囲気ではありませんでした。
蛇足ですが、小学生相手の寺院内のアイスクリーム屋が恐ろしいほどの繁盛を見せていました。

(一見普通の寺院のワット・パーヤップ入口)



















(珍しい円形の建物も見事)



















(洞窟風礼拝堂入口)























 (ユニークな洞窟風礼拝堂内部)




































ナコーンラーチャシーマーの市内は、のんびりした感じでローカルな雰囲気が漂います。
西洋風の店が少なく、地元の商店が多いからかな?と思います。
食堂も英語のメニューがあるような店があまりありませんでした。
ふらふらと歩いていて見つけた店がこちら。店の名前はわかりませんが、
店頭のガイヤーンがあまりにうまそうなので、こちらで昼食をとることに。

(ナコーンラーチャシーマーのローカル食堂)




















(いかにも美味しそうなガイヤーン)




































まずはビール!と思ったがビールはないとのこと。
といっても、斜め前のコンビニで売っているから、そこで買ってくれば?
ということでハイネケンを買って舞い戻ります。

(ビールはこちらのコンビニで購入)



















お店では、きちんとビール用のグラスと氷を持ってきてくれます。
ガイヤーンはなかなか歯ごたえがあって美味、ごはんが進みます。
タイ最初の食事はなかなか満足したものとなりました。


(なかなかの美味!ガイヤーン)





































<昼食代>
・ ガイヤーン 90バーツ
・ ごはん         10バーツ
・ ハイネケン  72バーツ
----------------------------------
合計              172バーツ

昼食後は一旦ホテルへと戻り、パノム・ワン遺跡へ向かいます。

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