こちらまでくると王子駅はすぐ近くとなります。
今では想像するのも難しいですが、
昔はこの辺り一帯は田畑が広がるのみの寂しい場所で、
その中に装束榎と呼ばれる榎がありました。
大晦日になると関東八ヶ国の稲荷のお使いが榎のもとに集まり装束を整え、
近くの王子稲荷神社へ初詣をしたという伝説があり、
その場所にあるのが装束稲荷神社です。
この光景は歌川 広重の浮世絵にも描かれており、
境内の説明版にも見ることができます。
今でも毎年大晦日から元日にかけての深夜に
「王子 狐の行列」が行われるだけあり、
地元の方の崇敬が厚い神社ですね。
随所の狐の行列を思わせるものがあるとともに、
鮮やかな朱色が印象的な神社です。
社殿の狐のお面も可愛らしいです。
なお、狐のお面は神社の正面にある
「くらしの器王子ヤマワ」さんで展示販売されています。
その他、狐グッズも多くあるユニークなお店ですね。
これにて本日の雨の中のショートトリップは終了。
雨さえなければもう少し色々見たい場所はありますが、
次回の楽しみにとっておくことに致します。
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