2013年9月19日木曜日

シチリア紀行 ⑮ バロック様式の町 NOTOへ

15.世界遺産の町 ノート へ

NOTOは「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の町々」の一つで、
シラクーサの南方約32キロ離れた、標高約165mの緩やかな丘の斜面にある静かな町です。
この町々とは、シチリア島の東南部にある8つの町、カルタジローネ、
ミリテッロ・イン・ヴァル・ディ・カターニア、カターニア、モディカ、ノート、パラッツォーロ・アクレイデ、ラグーザ、シクリです。
このうち今回の旅行では、ノート、モディカ、シクリ、ラグーザ、カターニャの5つの街を巡ります。

SiracusaからNotoへは鉄道・バスの2通りがあります。
本数の多いのはバスで、旧市街の外れ(入口?)に到着するので便利です。
鉄道駅はそこから徒歩5分程度となります。
今回は行きはバス、帰りは鉄道で行くこととします。

 Siracusaのバス乗り場はFS・鉄道駅の正面のバス停です。



















(ノートへのバス乗り場、カターニャ空港からシラクーサへ来た時と同じ場所です)

11時15分発のInterbus社のバスでNotoへと向かいます。値段は3.4ユーロです。
予定では50分で到着ですが、若干遅れての到着です。



















(ノートのバス停)

バス停を降りて、2分程度歩くと、街のシンボル的な門である「レアーレ門」に到着です。
1838年建造ということで、歴史を感じさせます。



















(街のゲートウエイです)

レアーレ門をくぐると、Noto一番の目抜き通りであるヴィットリオ・エマヌエーレ通り
( Corso V.Emanuele ) です。ここは、歩行者天国になっており、
主要な観光の見所はこの通りの集中しております。

まずは、サンタ・キアラ教会です。
1758年完成の古い教会です。

























(ユニークなイラストが印象的な Chiesa di Santa Chiara )



















(上からノートの町が一望できるそうです)



















(サンタ・キアラ教会内部)

 しばらく歩くと、町の中心にそびえる Duomo です。
こちらは1776年完成。



















( NOTOのDUOMO)



















(Duomoの内部)

そして大聖堂の向かい側には歴史を感じさせる、市庁舎があります。



















(ノート市庁舎 (ドゥチェッツィオ宮殿 - Il comune Palazzo Ducezio)

 ノートは通りそのものがアートといった雰囲気で、
なかなか面白いものがあります。



















(NOTARTEと書かれた通り)



















(絵画?の書かれた通りもあります)

と言っても、やはりタウン・ウォッチャーとしては、庶民的な家並みを見たいもの。
Notoの主要な見所はヴィットリオ・エマヌエーレ通りに集中、ということは、
一歩外れると静かな町並みが広がっています。























































(NOTOの街角風景)

一日中歩いている感じで、おなかも空いてきたので昼食場所を探すことにします。



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