出発は都営浅草線&東京メトロ日比谷線の人形町駅。
散策前に基本的な事を確認しておきましょう。
「人形町の由来」についてです。
人形町エリアは水天宮を有するメジャー観光地ということもあり、
「人形町の由来」について説明するプレートが2つもあります。
微妙に説明内容が異なるのが面白いところなので、
引用させて頂きます。
まずはこちらの銅色のプレート。
(人形町の由来 その1) |
現在の人形町交差点北側一帯には、江戸唯一の歓楽街が在りました。
中村座と市村座の江戸二座では歌舞伎が上演され、
また見世物小屋をはじめ人形芝居の小屋が5,6軒あり、
そのため、かなりの人形師がこの町に住んでいたので、
江戸時代より俗に人形町と呼ばれ親しまれてきました。
続いて銀色のプレートの文章です。
(人形町の由来 その2) |
人形町の由来
The History of the Name of the Ningyocho
江戸が開府され20年ほど過ぎ、現在の人形町交差点北側一帯には
江戸唯一の歓楽街が在り大変な賑わいでした。
大芝居の中村座と市村座の江戸二座では歌舞伎が上演され、
また人形操り芝居、浄瑠璃芝居、見世物小屋が軒を並べ、
それに携わる多くの人形師達がこの町に住んでいたことから、
江戸時代より俗に「人形丁通り」と呼ばれ後に町名となりました。
正式に「人形町」という町名がついたのは関東大震災以降の区画整理で
昭和8年になってからです。
簡単に言えば簡易版と詳細版と言った感じではありますが、
極めて近い距離に同じような板があるのも観光地ならではですかね?
あと、人形町の由来のみ英訳されていて本文は日本語のみ。
あまり意味ないな~と思いました。
ちなみに、付近には観光に便利な地図も結構ありますので、
特に地図など持たなくても街歩きが楽しめるかと思います。
まずは、この付近ではメジャーなパワースポットでもある
「大観音寺」へと向かいます。
ちなみに読み方は「おおかんのんじ」です。
(都心の寺院らしい 大観音寺) |
こちらの寺院ですが、創建は1880年 (明治13年)と比較的新しく、
浅草の浅草寺を総本山とする聖観音宗に属する寺院です。
ご本尊は鉄造菩薩頭で、毎月11日・17日に開帳されるとのこと。
大観音寺は都心のお寺らしくコンパクトにまとまっていますね。
本堂は階段を登って2階にあります。
境内には本堂以外にも、本願地蔵尊・護法韋駄天尊・茶吉尼天尊の三舎があります。
比較的狭いスペースに効率的に配置されているという感じが致します。
(大観音寺 - 本堂) |
(茶吉尼天尊) |
(護法韋駄天尊) |
(本願地蔵尊) |
(白衣興亜観音) |
(馬頭観音) |
また、こちらは大観音寺は子宝の御利益があるお寺とのことで、
御守なども色々とあります。
子宝と言えば、人形町では水天宮が超メジャーですが、
こちらも忘れてはいけませんね。
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