それがこちらの「三浦按針屋敷跡」です。
こちらの史跡がある通りは「按針通り」と呼ぶそうですが、
あまり三浦按針色はありませんね。
石碑がひっそりと建つのみというのはちょっと寂しい気がします。
石碑には三浦按針の略歴が英語・日本語で記載されていますので、
日本語分を引用致します。
(三浦按針屋敷跡 - ビルに挟まれるような形です) |
(三浦按針屋敷跡 - 石碑) |
史蹟
三浦按針屋敷跡
ウイリアム・アダムスは西暦1564年イギリスのケント州に生まれ、
慶長5年(1600)渡来、徳川家康に迎えられて江戸に入り、この地に屋敷を給せられた。
造船・砲術・地理・數學等に業績をあげ、ついで家康・秀忠の外交特に通商の顧問となり、
日英貿易等に貢献し、元和6年(1620)4月24日平戸に歿した。
日本名三浦按針は相模國三浦辺見に領地を有し、
またもと航海長であったことに由来し、この地も昭和初年まで安針町と呼ばれた。
さて、いよいよ江戸橋を渡り兜町方面へと向かいます。
(江戸橋 - 景観的には高速は確かに邪魔ですね) |
江戸橋を渡ると日本橋郵便局が見えますが、
こちらは「郵便発祥の地」です。
(日本橋郵便局) |
(郵便発祥の地) |
碑文には
ここは, 明治四年三月一日(1871年4月20日)
わが国に新式郵便制度が発足したとき 駅通司
と 東京の郵便役所が置かれたところです
と記載があります。
日本国旗と郵便局のマーク、どちらも白地に赤色が美しいです。
また、日本橋郵便局の正面には「日本橋ダイヤビルディング」が建ちます。
こちらは昭和5年完成の「旧三菱倉庫江戸橋倉庫ビル」だったビルです。
こちらのビルは18階建てのビルですが、古い建物5階分が残されています。
旧建物の外壁を残し、内部に新しいビルを建てると言ったやり方だそうです。
こちらは、東京都選定歴史的建造物に指定をされており、
そのことを示す銅製のプレートが埋め込まれています。
(新旧入り混じる 日本橋ダイヤビルディング) |
(東京都選定歴史的建造物です) |
日本橋周辺は高層ビルが次々に建設されて、
風情はなくなりつつありますが、このような形で古いものが残るのは
なかなかいいですね。
続いて、日本の金融の中心地・兜町へと足を進めます。
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